ウォーキングとは
用語集
ウォーキングとは
ウォーキングとは 説明
健康を目的とした歩行を指す。ジョギングやランニングと異なり、運動量は多くなく、健康・ダイエット効果が薄いように思われるが、意識した歩き方をすることで、激しい運動以上の成果を得ることができる。
ウォーキングとは 治療方法
ウォーキングで大切になるのは「姿勢」「呼吸」「速度」である。まず、姿勢は猫背にならず胸を張るよう意識すると良い。しかし、胸を張りすぎて背が反ってしまうと腰に負担になり、姿勢が崩れるので注意が必要である。直立した状態で、「耳」「肩」「腰」「くるぶし」が一直線上にあると正しい姿勢と言える。一度自分の姿勢を確認するために、横からの写真を撮るとわかりやすいだろう。
呼吸は鼻呼吸・腹式呼吸を意識すると良い。鼻呼吸は姿勢の保持に役立ち、腹式呼吸で深い呼吸を行うことで副交感神経が優位になり、血行を促進したまま運動を行うことができる。基本的に運動を行うと交感神経が優位になり、血行が悪くなるのだが、ウォーキングは軽い運動のため、自律神経を崩すことなく体を動かすことができる。
速度はゆっくりが好ましい。せかせか歩くほうが健康に良さそうなイメージがある方もいるだろうが、しっかりと足を上げ、ゆっくり歩くことで片足で立っている時間が増える。この時間が増えることで体のバランスをさせてくれる体幹の筋肉(インナーマッスル)を鍛えることができ、より高い健康・ダイエット効果を期待することができる。
またより呼吸の効果を高めたい、腹式呼吸がうまくできないという方にはマインドフルネスとドローインを行い、呼吸の仕方を身につけてからウォーキングを始めると良い。
ウォーキングとは 治療効果
ウォーキングによる健康効果は多岐にわたり、筋肉量の増加により血行の改善・体脂肪の燃焼・代謝が上がり免疫機能が向上・BDNFの生成による脳機能の向上・ストレスの解消。
具体的な症状や病気においては、糖尿病・認知症・動脈硬化・うつ病・肥満・アレルギー・高血圧などの予防、改善が期待できると思われる。
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