
用語集
◆ケトン体とは
・説明
肝臓にて脂肪が分解されて作られるエネルギー源の一つである。
糖質制限・ケトジェニックを行うことで、糖質を摂取しない時間が10時間を超えた際に、体脂肪を分解して生成される。
上記の健康効果が期待できる。
ケトン体は絶食・飢餓状態の際の非常燃料として認知されており「ケトン体が生成される」=「体が飢餓状態であり危険である」と考えられてきたが、実際にケトン体は無毒であり、脳のエネルギー源としても有効である。
糖質を元に作られるブドウ糖は血糖値をあげ、糖化・体脂肪の増加などのリスクがあるが、ケトン体にブドウ糖に見られるリスクはないため優良なエネルギー源として評価できる。
ケトアシドーシスと呼ばれる症状がケトン体と関わりがあるとして、危険視されることがある。
しかし、ケトアシドーシスは糖尿病の合併症であり、高血糖な状態が続き、インスリン抵抗性により、糖をエネルギー源にできなくなったため、ケトン体が生成された。という結果だけを見て、ケトン体を危険視していると思われ、ケトン体が根本原因であるとは考えにくい。
また、極端な糖質制限によってケト・フルエンザと呼ばれる症状を引き起こすことがある。
主な原因が脂質の過剰摂取などによる吐き気、胃もたれ、糖質を断った事による赤血球のエネルギー不足が原因と思われる。
正しい糖質制限を行うことで、ケト・フルエンザ、ケトアシドーシスに陥ることはない。
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