ケトン体とは 栞が解説する最強のエネルギー源

糖尿病

ケトン体とは

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ケトン体とは

 ケトン体とは 説明

肝臓にて脂肪が分解されて作られるエネルギー源の一つである。糖質制限MEC食・ケトジェニックを行うことで、糖質を摂取しない時間が10時間を超えた際に、体脂肪を分解して生成される。

・ケトン体による健康効果

ケトン体は絶食・飢餓状態の際の非常燃料として認知されており「ケトン体が生成される」=「体が飢餓状態であり危険である」と考えられてきたが、実際にケトン体は無毒であり、脳のエネルギー源としても優良である。

糖質を元に作られるブドウ糖は血糖値をあげ、糖化・体脂肪の増加などのリスクがあるが、ケトン体にブドウ糖に見られるリスクはないため優良なエネルギー源として評価できる。

ケトアシドーシスと呼ばれる症状がケトン体と関わりがあるとして、危険視されることがある。しかし、ケトアシドーシスは高血糖な状態が続き、インスリン抵抗性により糖をエネルギー源にできなくなったため、ケトン体が生成された。というケトン体が生成されたという結果だけを見て、ケトン体を危険視していると思われ、ケトン体が根本原因であるとは考えにくい。

また、糖質制限によってケト・フルエンザと呼ばれる症状を引き起こすことがあるが、これは体が糖から脂肪をエネルギー源に変えようとする変化に移り変わる際の、一時的な体調不良であり、1週間もしないうちに落ち着くので安心してほしい。

ケトン体の増やし方

ケトン体を増やすのに、糖質制限・MEC食もオススメだがケトン体を増やすことに焦点を当てるのであれば、MCTオイルの活用が効果的である。MCTオイルは速やかに、体内でケトン体に変わりケトン体を原料としたエンジンを動かす手伝いをしてくれる。MCTオイルを1日に大さじ1〜2杯摂取するだけで良いので、簡単にケトン体を作り出すことができる。

またプチ断食を行い、食後10時間を超えることでもケトン体を生成することができる。

 ケトン体とは 参考書籍

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