ホモシステインとは 栞が解説する認知症の最大原因

動脈硬化

ホモシステインとは

用語集

ホモシステインとは

 ホモシステインとは 説明

ナッツ・肉類・チーズ・貝類・大豆類・卵・乳製品など幅広い食品に含まれるアミノ酸の一種である。メチオニン・システイン・アミノ酸と呼ばれる体を支える物質の前駆体として存在する。

メチオニン・システイン・アミノ酸を作り出す原料として重要な存在であり、体のあらゆる面を支える重要な栄養素であるが、血液中にホモシステインが多く存在する状態「高ホモシステイン血症」になると血管内にホモシステインが蓄積し動脈硬化脳梗塞心筋梗塞ガンなどの原因となる。特に血管内に溜まったホモシステインは炎症の原因となり、認知症の大きな原因として危険視されている。

ホモシステインがメチオニン・システイン・アミノ酸に変換されるには、ビタミンB12・ビタミンB6葉酸アミノ酸ベタインの四つの栄養素が必要となる。ホモシステイン値を下げるために、これらの栄養素のビタミン剤を服用することが認知症の根本療法リコード法で勧められている。

・腸内細菌からビタミンを生成することも可能

ホモシステインを有効な物質に変換するビタミン群は、腸内細菌によって生成することも可能である。食物繊維を摂取することで腸内細菌が食物繊維を分解し、ビタミンを腸内で生成する。

認知症の食事療法であるMEC食とあわせて、食物繊維が豊富なキャベツを食前に食べる食前キャベツを行うことでホモシステインの上昇を抑え、有用な物質への変換も期待できると考えている。キャベツは小皿一杯分の千切りキャベツで摂るのがオススメである。

 ホモシステインとは 参考書籍

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