プチ断食 16時間でなくていい!

プチ断食

プチ断食 16時間でなくていい!

断食、ファスティングで16時間の断食をおすすめされることが多いと思いますが、ダイエット・健康維持が目的であれば、16時間にこだわる必要はないと考えています。

私が実践しているプチ断食1日2食の断食で、朝食を7時頃にとり、21時ごろに夕食をとる食生活です。約14時間の断食になり、16時間には及びません。

プチ断食で1日2食を3年間続けてみて

しかし、16時間以下の断食でも十分なダイエット、健康効果を得ることができます!

 プチ断食 16時間でなくていい!10時間でOK

最後の食事から10時間経過することで、私たちの体脂肪が燃焼され始めます。

これは肝臓に蓄えられたグリコーゲン(糖質由来のエネルギー源)が10時間の間に消費され、体に蓄えられた体脂肪を消費してエネルギーとして分解する働きによるものです。

体脂肪が燃焼され、ケトン体と呼ばれるエネルギー源が作られます。

このケトン体がとても優秀なエネルギー源で、糖由来のエネルギー源と異なり、血糖値もあげませんし、体を糖化させて老化を起こすこともなく脳のエネルギー源としても消費されるので頭の回転にも支障はありません。

唯一、赤血球のエネルギー源にだけなれないのですが、それ以外のエネルギー源としてケトン体は活躍してくれます。

体脂肪の中でも、特に内臓脂肪が消費されると、肥満糖尿病認知症などの生活習慣病の予防改善に繋がり、健康的なダイエットにつながると考えられます。

 プチ断食 16時間でなくていい!なぜ16時間なのか?

最後の食事から16時間が経過すると、私たちの体の細胞がリサイクルされて、古い細胞が新しい細胞に作り変えられます。この仕組みをオートファジーと呼びます。

オートファジーによって、細胞の中に溜まっていた老廃物や病原菌も一緒に分解・除去され、きれいな細胞に生まれ変わります。これにより免疫力が高まり、感染症に強い体になります。

また、細胞に住み着くミトコンドリアと呼ばれるバクテリアも新しいものに生まれ変わります。

ミトコンドリアは古くなると、活性酸素と呼ばれる体に害をもたらす毒素を多く作る原因になります。

しかし、新しいミトコンドリアは活性酸素を増やさず、多くのエネルギー作りだし代謝をあげる働きがあります。

これにより、活性酸素を原因とする高血圧動脈硬化・認知症などの生活習慣病の予防改善と、代謝アップで肥満や免疫力の改善に繋がります。

多くの断食、ファスティングで16時間の断食をオススメするのは、このオートファジーの効果を得るためです。

 プチ断食 16時間でなくていい!まとめ

確かに、16時間の断食で得られるオートファジーの健康効果は目を見張るものがあります。

しかし、10時間のプチ断食で得られるケトン体の効果で十分だと思います。

16時間の断食にこだわるあまり、食べたいものが食べられなくなりストレスを感じたり、必要な栄養素を得られずに、逆に体調を崩してしまうリスクもあります。

私は朝夕の1日2食を軸にし、週に1〜2回ほど1日1食の日を作って、オートファジー効果を得ることにしています。オートファジーの効果を肌で感じることはありませんが、私が気が付かない体の中で、細胞がリサイクルされているのでしょう。

まずは1日2食を実践して、ケトン体の効果を感じることから始めてから、時々1日1食にしてみて、オートファジーがどんなものか感じるくらいのニュアンスでいいでしょう。

プチ断食 16時間でなくていい!参考書籍

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