糖化とは
用語集
糖化とは
糖化とは 説明
体内でブドウ糖（糖質）とタンパク質もしくは脂質が化学変化で結びつくことで起こる現象。臓器が糖化することで、臓器の機能が低下し、膵臓であれば糖尿病、脳であれば認知症、血管であれば動脈硬化などの生活習慣病へのリスクを上げる。
糖化とは 症状
肌が糖化すれば、肌荒れ、シミ、そばかす、シワとして現れる。内臓が糖化すれば、内臓機能の低下により健康診断の数値として現れる。
自覚症状はなく、生活習慣病の発症として現れる。
糖化とは メカニズム
高血糖な状態が体内で続くと、血管内を流れる糖がタンパク質・脂質で作られている内臓や筋肉、血管、肌と化学反応を起こし終末糖化物質（AGEs）と呼ばれる物質に変化する。
AGEsは体内で老化物質として働き、内臓であれば機能の低下を引き起こし、肌であれば柔軟性、保湿性、ハリの低下を引き起こし、血管・筋肉であれば、血行の悪化を引き起こす。
糖化とは 治療法
糖化は体内で毎日のように起こっているため、病院などで具体的な治療を受けることはない。そのため、自身の生活習慣を改めていくことになる。糖化は高糖質な食事を日常的に行うことで高血糖な状態が続き、糖化を引き起こす。
そのため、糖質制限・MEC食による糖質の摂取を抑制することが一番の治療法である。また、AGEsは体内だけでなく、調理の段階から発生している。特に揚げ物などの高温調理によって多くのAGEsが発生するため、蒸し料理や生食などのAGEsが発生しにくい調理を心がけることも効果的である。
また、血糖値を急激に引き上げる高GI値な食品を控え、食物繊維を多く含む低GI食を取り入れることも効果的である。血糖値の急激な上昇を抑える方法として他にも、食前キャベツがある。
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