ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか

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書籍紹介
『ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか』

書籍情報

ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか
宗田哲男-著者

1947年 千葉県生まれ。1970年 北海道大学理学部地質鉱物学科卒業、1970年 国際航業株式会社入社、地質調査に従事。1979年 帝京大学医学部卒業。板橋区小豆沢病院、立川相互病院勤務を経て1992年 宗田マタニティクリニックを開院。千葉県市原市。2009年より妊娠糖尿病、糖尿病管理に、糖質制限食を利用した効果を日本産婦人科学会、糖尿病妊娠学会、病態栄養学会で、発表。妊婦、胎盤、新生児に高濃度のケトン体が存在している事実を論文発表。

◆書籍概要

本書は著者自身の糖尿病や妊婦の管理への有効性の実証に始まり、学会からの激しい非難、それに対する反証を展開し、栄養学の新しい常識を打ち立てた書籍です。

話の軸となるのはケトン体と呼ばれる体脂肪由来のエネルギー源に関する内容です。ケトン体は飢餓、飢えの状態で生成されるエネルギー源と言われており、健康的にはよろしくない存在として扱われていきました。

しかし、ケトン体は無毒であり、糖とは異なり血糖値に影響を与えないエネルギー源であることから、糖尿病肥満認知症がんなどの生活習慣病の予防改善に効果が期待できると考察されています。

なぜ優秀なケトン体が今まで虐げられてきたのか?なぜケトン体が健康的なのか?人類の食生活の歴史から紐解き、納得のいくエビデンスと考察で解説されています。ケトン体の有効性が明らかになるのと反比例するように、糖質の健康への悪影響とそのリスクも解説され、糖質制限の重要性がわかりやすく理解できるようになっています。

 あとがき

本書を手に取ったのは、当時認知症に関する書籍『アルツハイマー病の真実と終焉』にて、認知症の根本治療の一つにケトジェニックという、ケトン体をエネルギー源とする食事法が解説されていたことから始まりました。ケトン体とはどのようなエネルギー源なのか?紐解く書籍として本書を読み、理解を深めました。日本ではケトン体=飢えの認識ですが、すでにアメリカではケトン体=生活習慣病を改善するエネルギー源として、認知症の治療に利用されています。日本とアメリカで10年医療にひらきがあるとは聞いてますが・・・だからこそ、書籍や実践を通して、より良いセルフケアを自分たちの手で気づき作り上げていく必要があると考えさせられた一冊になります。


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