
書籍紹介
『「空腹」こそ最強のクスリ』

書籍情報
「空腹」こそ最強のクスリ
青木厚-著者
医学博士。あおき内科 さいたま糖尿病クリニック院長。自治医科大学附属さいたま医療センター内分泌代謝科などを経て、2015年、青木内科・リハビリテーション科を開設。糖尿病、高血圧、脂質異常症など生活習慣病が専門。糖尿病患者の治療に本書の食事法を取り入れ、インスリン離脱やクスリを使わない治療に成功するなど成果を挙げている。
「空腹」こそ最強のクスリ 書籍概要
薬に頼ることなく、空腹の時間を作ることで健康的な体づくりを叶えるメカニズムと方法を解説したのが本書です。1日3食食べないと、疲れたり、頭が回らないと言われるのが一般論かと思いますが、実は1日2食の方が頭は回るし、疲れないし、痩せることができます!
食べない時間を作ることで、体の中で何が起きているのか?空腹時間が16時間を超えると体の中では、オートファージと呼ばれる体のリサイクルが行われ、体が新しく作り変えられ、より効率よく動けるよう調整してくれます!
このオートファージの効果を効率よく得るために、睡眠時間(8時間)+8時間の断食で、健康で効率的なダイエットを兼ねることができる1日2食の方法を詳しく解説しています。
また1日2食にすることで、高血圧、認知症、糖尿病、脂肪肝、アレルギー、がんなどの多くの生活習慣病の予防改善にも繋がり、今すぐ始めたい生活習慣の一つでしょう!
「空腹」こそ最強のクスリ あとがき
私は朝食と夕食を食べて、昼食は飲み物だけで過ごす1日2食の生活を送っています。最初は、お昼にお腹が空いて、大丈夫かな?と少し心配な時もありましたが、しっかりと空腹の間は体脂肪が燃えてケトン体というエネルギー源を作るエンジンが働き出して、無理なく健康な食生活を送れています!
私はこの1日2食の食生活をプチ断食と呼んでいます。本来は夕食か朝食を抜いて、睡眠時間と合わせて16時間にするのが良いのでしょうが、朝食は睡眠時に減ってしまった筋肉を補うために取っておきたい・・・夕食を抜くと睡眠の質に関わるので取っておきたい・・・ということで、消去法でお昼を抜く形になりました。
人によってそのライフスタイルも変わると思います。自分に合った1日2食を見つける第一歩として本書の内容はとても参考になりました。
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