MEC食に副作用はあるの?この3つに注意!
MEC食に副作用はありません。
しかし、MEC食=糖質制限ととらえ、厳しい糖質の制限を行ったり、無理な食事制限をしてしまうと思わぬ体調不良を起こすことがあります。
今回は3年間MEC食を続けてきた私が、MEC食で気をつけることを三つの要点に分けて解説していきます。
MEC食に副作用はあるの?この3つに注意! 糖質依存
MEC食を始めるときに、今まで食べていた白米やパンなどを全て制限してしまうと、糖質依存の症状が出る可能性があります。
高糖質な食品を食べたときに急激に血糖値が上昇すると、セロトニン・ドーパミンといった幸せを感じる脳内物質を分泌するのですが、急に上がった血糖値はインスリンによって、急激に下げられます。この現象を血糖値スパイクと呼びます。
血糖値スパイクが起こるとで、幸せを感じる脳内物質の量も急激に減り、また幸せを感じるために糖質を含む食品を食べたくなる。この状態を糖質依存と呼びます。
MEC食のM(肉)E(卵)C(チーズ)を取り入れていきながら、糖質を含む主食(白米やパンなど)をいつも通り取り入れ、少しずつMEC食の量を増やし、主食の量を減らしていくと糖質依存のリスクを減らしながら、健康的なダイエットにつながっていきます。
MEC食に副作用はあるの?この3つに注意! 腸内環境の悪化
MEC食は高タンパク質、高脂質な食事になります。これの二つの栄養素は、消化吸収に時間がかかり消化器官の疲労と腸内環境の悪化を引き起こすリスクがあります。
しかし、それは一度に大量に取り入れた場合のお話です。M(肉200g)E(卵3〜6個)C(チーズ120g)を1日のうちに取り入れるというのが、MEC食のルールでその他に制限はありません。
私は朝食に肉としてサラダチキンを100gと味付けゆで卵を2個、アーモンドチーズを40g取り入れ、夕食には好きなものと、腸内環境を整える食物繊維を摂るためにキャベツと納豆をとっています。
M・E・Cの量は体格や性別によって、差があると思われますので、そこまで厳格に守る必要はありません。MEC食の量を少量から始めて「この量以上はむり!」と感じたら、それがあなたの適したMEC食の量です。
MEC食に副作用はあるの?この3つに注意! リバウンド
MEC食は痩せやすい体を作るのが目的の食事法です。タンパク質によって、筋肉を増やしていけば代謝が上がり過度な運動をせずとも自然に体脂肪が燃えていきます。
体重を減らすだけであれば、1〜2ヶ月で効果を感じる方も多いでしょう。しかし、そこで辞めてしまうとすぐに元の体つきに戻ります。
私は1年間MEC食を続けて、痩せやすい体を手に入れました。筋肉量を増やして、体脂肪を燃やす代謝の良い体を作りました。
ここまでくれば、週に1〜2回外食や自分の好きなものを爆食いしても、明日に響くことはありません。増えたとしても体重が0.5〜1kgくらいです。すぐにいつもの平均体重に戻ります。
もしMEC食をやめてすぐに体重が爆増するようであれば、まだ体が仕上がっていないと言えます。
MEC食に副作用はあるの?この3つに注意! まとめ
以上三つの点を注意すればMEC食は危険とは言えないでしょう。
何事にも言えることですが、極端に制限することで体はついていけず体調を崩します。大事なのは焦らずゆっくり無理せず続けることです。
今のあなたの体は今の食事に合わせて動いています。最初からMEC食にがっつり切り替えても、体が受け付けず喉を通らないでしょう。
ますは朝食にサラダチキンを100gくらいから、そこに卵を一つ、チーズをひとピースと加えていき、体を慣らしていくのが健康的なダイエットの1番の近道です。
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