インスリンとは 栞が解説する高血糖に要注意

糖尿病

インスリンとは

用語集

 インスリンとは

 インスリンとは 説明

膵臓から分泌されるホルモンの一種で、糖の代謝をサポートし、血糖値の調整を行なっている。インスリンの分泌が行われなくなったり、インスリン抵抗性が高くなることで血糖値が高い状態になると、糖尿病を引き起こす。

また、血糖値を急激に上げる高GI値な食事をとることで、インスリンも大量に分泌され血糖値を下げる。その結果、短時間の間に急激に血糖値が上がり、急激に下がる現象、血糖値スパイクを引き起こすリスクもある。

インスリンが大量に分泌される原因は他にもあり、内臓脂肪が過剰に溜まっているとインスリンを分泌させる物質が生成されるため、肥満でインスリンによる生活習慣病のリスクが上がる。

役目を終えたインスリンはIDE(インスリン分解酵素)によって分解される。またインスリンが過剰に分泌されることによって、糖尿病のリスクを上げるだけにとどまらず、認知症のリスクを上げることもわかっている。

認知症は脳を守るために働くアミロイドβが増えすぎることによって、脳の萎縮が起こり発症、悪化すると考えられている。このアミロイドβを分解する役割を持つのがIDE(インスリン分解酵素)である。インスリンの分泌量が多すぎると、IDEがインスリンの分解につきっきりになり、アミロイドβは分解されず脳に溜まり続ける。

そのため、インスリンの量を適量に保ち、アミロイドβの分解を適切に行わないと認知症のリスクも上げるため、糖尿病・認知症ともにその根本治療に糖質の摂取量を抑える糖質制限MEC食が効果的である。

また、血糖値を急激にあげないように、低GI食食前キャベツなどの工夫も効果的である。

 インスリンとは 参考書籍

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