
用語集
◆インスリンとは
・説明
膵臓から分泌されるホルモンの一種で、糖の代謝をサポートし、血糖値の調整を行なっている。インスリンの分泌が行われなくなったり、インスリン抵抗性が高くなることで血糖値が高い状態になると、糖尿病を引き起こす。
役目を終えたインスリンはIDE(インスリン分解酵素)によって分解される。またインスリンが過剰に分泌されることによって、糖尿病のリスクを上げるだけにとどまらず、認知症のリスクを上げることもわかっている。認知症は脳を守るために働くアミロイドβが増えすぎることによって、脳の萎縮が起こり発症、悪化すると考えられている。このアミロイドβを分解する役割を持つのがIDE(インスリン分解酵素)である。インスリンの分泌量が多すぎると、IDEがインスリンの分解につきっきりになり、アミロイドβは分解されず脳に溜まり続ける。
そのため、インスリンの量を適量に保ち、アミロイドβの分解を適切に行わないと認知症のリスクも上げるため、糖尿病・認知症ともにその根本治療に糖質の摂取量を抑える糖質制限・MEC食がオススメである。
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