糖質制限とは
用語集
糖質制限とは
糖質制限とは 説明
糖尿病の治療やダイエットのために行われる食事制限である。糖質を含む「白米」「パン」「麺類」などの摂取量を減らし、タンパク質、脂質の割合を増やすことで、血糖値の上昇を抑えることができる。
糖質制限とは 治療方法
糖質制限と一言にしても、その制限の加減は医師や個人に左右されることがある。糖尿病の治療においては糖質の摂取を0にすることもある。
ロカボでは、毎食の糖質摂取量を20〜40gに抑え、1日の糖質摂取量を70〜130gを目標としている。糖質の量をいきなり減らすことは、糖質がもつ依存性から難しい場合があるため、最初は主食である白米やパンの量を半分に減らし、減らした分は肉や油脂で補うところから始める。
主食の量に慣れてから、白米・パンを制限し、肉・魚・油脂・野菜でタンパク質、脂質を軸にした食生活を送ると良い。
・肉・魚・油脂・野菜メインの食事の例
また、糖質不足にならないかと不安になるかと思うが、ソースや調味料などで糖質が含まれるものが多く存在するため、食材で糖質を避けていても一定量の糖質は摂取することになる。そのため糖質不足になることは少ない。
・主食の量を減らさずに低糖質なものに切り替えるのもOK!!
他にも糖質を含む食事や糖質量を気にすることが難しいと感じる方は、MEC食と呼ばれる簡単な糖質制限法もあるため、そこから試してみるの手である。
糖質制限とは 治療効果
糖質制限によって血糖値の上昇が抑えられるため、2型糖尿病の改善予防につながる。また第3の糖尿病とも呼ばれる認知症の治療改善効果。血管の糖化によって起こる動脈硬化の改善予防にもつながる。高血糖は体脂肪の増加に大きく関わっている。
また、糖質を著しく制限することで、体脂肪を分解して作られるケトン体が消費され、肥満解消、ダイエット効果も期待できる。
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