糖質とは
用語集
糖質とは
糖質とは 説明
三大栄養素の一つである炭水化物に含まれる栄養素である。糖質は大きく分けて三つの種類が存在する。
- 単糖類
果糖・ブドウ糖がこれにあたる。ハチミツや果物に多く含まれている。 - 二糖類
ショ糖・麦芽糖がこれにあたる。牛乳や麦芽、砂糖、水飴に多く含まれている。 - 多糖類
デンプンがこれにあたる。米やパン、ラーメン、さつまいも、じゃがいもなどに多く含まれている。
高血糖・血糖値スパイク・糖尿病などのリスクを上げるのは、ブドウ糖である。
二糖類・多糖類は消化吸収の過程でブドウ糖に変わるため、結果的に血糖値の上昇のリスクを負うため、これも糖尿病のリスクを上げるが、速やかも血糖値を上げるものではないため、ブドウ糖よりも健康的といえる。
果糖は血糖値に影響しないが、肝臓に送られすぐさま中性脂肪に変わるため肥満の原因になる。
2021年時点で日本人の平均糖質摂取量は一日300gと言われている。300gの糖質とは角砂糖75個分に相当する糖質量であり、日本人全体としての平均から糖質過多な食生活を送っていると考えられる。糖質の過剰摂取により、高血糖な状態が続くと、体内の糖化が進み、糖化した物質は老廃物・外敵として免疫に認識され、体内の糖化した組織(血管や脳などの内臓)が酸化するリスクを上げる。
血管が糖化すれば動脈硬化に、脳が糖化すれば認知症に、臓器が糖化すれば臓器不全に陥るリスクが上がるだろう。また、高血糖な状態が続き、インスリンが過剰に分泌されると、インスリンの効き目が悪くなるインスリン抵抗性が現れる。インスリン抵抗性によって、よりいっそう高血糖な状態が続き、糖尿病になるリスクが上がる。
多くの生活習慣病を引き起こす高血糖を起こさぬよう、糖質制限・MEC食などの食事療法を取り入れることが先決である。また、高血糖になると血行が悪化するため、マインドフルネス・交流磁気治療により血行促進で、血行不良を改善し血の巡りを良くして効率的な糖の代謝を促すことも効果的だと思われる。
コメント