血糖値スパイクとは 栞が解説する食後リスク

動脈硬化

血糖値スパイクとは

用語集

血糖値スパイクとは

 血糖値スパイクとは 説明

糖質を含む食品を摂った際に、血糖値が急激に上がり、その後インスリンの働きによって急激に血糖値が下がる現象を呼ぶ。

 血糖値スパイクとは 症状

イライラ吐き気眠気などの症状に加えて、糖質中毒になるリスクが上がる。またこれらの症状によって、集中力・パフォーマンスの低下、記憶力の低下などが危惧される。

 血糖値スパイクとは メカニズム

白米や食パン、果糖ブドウ糖液糖を含む清涼飲料水などのGI値の高い食品を食べると、血糖値が急激に引き上げられる。高血糖な状態になると、体はインスリンを大量に分泌し、血糖値を下げようとする。インスリンの働きにより、正常値を大きく下回る値にまで血糖値が下がる。この一連の流れが血糖スパイクである。

高血糖の状態になるとセロトニンドーパミンといったストレス緩和、幸せを感じる脳内物質を体は分泌する。しかし、その後すぐに低血糖の状態になると、脳内物質は分泌されなくなり、また多幸感を味わいたいと思うようになり、高糖質な食品を取り入れようと体が求めてしまう。この一連の流れで糖質中毒になると言われている。

血糖値スパイクによって、インスリンが過剰に分泌されると認知症の原因と呼ばれるアミロイドβが分解できなくなったり、インスリンの効き目が弱くなり糖尿病のリスクをあげ、高血糖な状態が続くことで血管の糖化による動脈硬化のリスク上昇も考えられる。

 血糖値スパイクとは 治療法

高血糖な状態にならないようすにすることが必要不可欠のため、糖質制限による血糖値上昇の予防、合わせてGI値の低い食品を選んで食べる低GI食が効果的である。

 血糖値スパイクとは 参考書籍

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