MEC食と糖質制限の違いは?おすすめは
MEC食と糖質制限の違いは「糖質の摂取制限」があるか無いかです。
MEC食は「肉を200g・卵を3個以上・チーズを120g」を1日の食事で摂取するという食事法で、それ以外の制限はありません。糖質量に制限はありませんが、摂取がすすめられる食品は低糖質なものだけで、一種の糖質制限といえます。
糖質制限は1日の糖質の摂取量をグラムで制限し、大きく分けて三つのタイプに分けられます。
◆1日の糖質量 | ◆レベル |
130〜150g | 緩かな糖質制限 |
70〜130g | ロカボの糖質制限(標準) |
70g以下 | 糖尿病の治療などにおける糖質制限 |
糖質制限ではそれぞれ、ダイエットや生活習慣病の予防改善などの目的によって、上記の糖質量までの制限を行い、タンパク質・脂質の豊富な食品を軸に食事生活をおくっていきます。
MEC食と糖質制限の違いは?おすすめはキッチリしたいなら糖質制限
自分が摂取したものを管理して、確実に目標達成に向かいたい方におすすめなのは糖質制限です。
日々食べている食品に含まれる糖質量を確認し、量を減らしたり、代替えの低糖質の食品に置き換えることで糖質の摂取量を減らしていきます。
特に糖質の多い主食「米」「パン」「麺類」に多くの糖質が含まれているため、それらを制限しタンパク質・脂質が豊富な肉・魚・卵などに置き換える食事に変えることになるでしょう。
◆食品 | ◆糖質量 |
白米(150g) | 55.2g |
六枚切りの食パン一枚60g | 26.6g |
ロールパン一つ30g | 14.0g |
ラーメン一杯120g | 64.3g |
ジャガイモ一つ100g | 16.3g |
また、これらの主食以外にも砂糖、タレ、ソース、ケチャップなどの高糖質な調味料の使用を控える必要があります。そのため、味付けがシンプルになり薄味の食事になる場合があります。
糖質量を確認し、摂取量を制限しているため効果をはやく感じたり、体重に変化が出やすいメリットはありますが、制限を守るためにストレスを溜めてしまったり、厳しい制限のため長続きせずリバウンドにつながるデメリットもあります。
MEC食と糖質制限の違いは?おすすめは気軽に確実にならMEC食
数値を確認したり、レシピを考えたり、今まで食事制限をしたことがないという方には、MEC食がおすすめです。
守るべきことは肉を200g、卵を3個以上、チーズを120gを1日のうちに摂取することだけ、それ以外の制限はないので自由に食べることができます!
さらに私は肉・卵・チーズの量は個人によって異なると考えており、自身の食欲によってはその量を増減していいと考えています。
食べるべきものが決まっているので、レシピを考える必要もなく、摂取した栄養素の管理も必要ありません。そのためストレスフリーに習慣化しやすい食事法と言えます。
糖質制限と比べると効果が出るまで時間はかかるでしょうが、緩い食事制限のため長続きしやすく、痩せやすい体に変えてくれる根本的な効果を得ることができます!
MEC食と糖質制限の違いは?おすすめは まとめ
一人一人の性格や価値観が違うように、向いている食事法も異なります。
私に向いているのがMEC食の方でした。3年間MEC食を続け、その効果を実感し今後も続けていきます。その3年間の間にも、紆余曲折、さまざまな食事法も交えながら変化していきました。
私の食生活は、朝食時にMEC食として「サラダチキン・味付けゆで卵・アーモンドチーズなど」を食べ、プチ断食としてお昼はコーヒー1杯で済まし、夕食は食前キャベツと米・パンなどの主食を抜いて、あとは好きなものを食べています!
これはあくまで私個人の一例です。全ての人に当てはまるものではないでしょう。
しかし、多くの方の参考にはなるかと思います。自分が続けやすい糖質制限・MEC食の形を見つけて、健康に、ダイエットに役立ててもらえると嬉しいです!!
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