MEC食で筋肉がムキムキ!プロテインとの違い
MEC食は筋肉の元となるタンパク質を軸とした食事法で、筋肉増強に向いています。
実際にMEC食を3年間続けてきた私の筋肉量は増え、体組成計で確認できる骨格筋率は37%以上をキープしています。男性で37.4%以上が高い数値と言われています。
「筋肉を増やすだけなら、プロテインでもいいのでは?」と思う方も多いでしょう。確かにタンパク質の塊であるプロテインで、筋肉を増やすことはできるでしょう。
しかし、プロテインにはデメリットも存在します。
プロテインのデメリット
- 濃度の高いタンパク質で腎臓を痛める
- 牛乳由来のプロテインには腸を傷つける乳糖、カゼインが含まれる
- タンパク質以外の栄養素を摂ることができない
以上三つの理由から、プロテインだけでは健康的に筋肉を増やすのは難しいとされています。
ではMEC食はどうなのか?
MEC食で筋肉ムキムキ!プロテインとの違い 腎臓への影響
MEC食は肉(200g)卵(3〜6個)チーズ(120g)を1日のうちに摂取することを目標にした食事法です。
鶏胸肉200gで50g、卵3つで18g、チーズ120gで36gで計104gのタンパク質を摂ることができます。厚生労働省の推奨するタンパク質の1日の摂取量は男性60g/女性50gと言われています。
規定のMEC食だと高タンパク質食で、腎臓への影響はプロテインと同じく注意が必要でしょう。
しかし、私が紹介するMEC食は肉・卵・チーズの量は個人によって異なり、減らしてもいいと考えています。
私はサラダチキン100g・味付けゆで卵2個・チーズ2ピースでダイエット
またMEC食は固形のため消化吸収がゆっくり行われますが、プロテインは液体のため速やかに吸収されます。その分腎臓にかかる負担が一度に押し寄せるリスクがあることも、プロテインよりMEC食が腎臓への負担を与えにくい理由になるでしょう。
MEC食で筋肉ムキムキ!プロテインとの違い 腸への影響
牛乳由来のプロテインには、消化吸収が難しい乳糖と、腸壁を緩ませて体内の炎症を助長するリーキーガット症候群を引き起こすカゼインが含まれています。
これらの物質によって、腸内環境が悪化し、多くの生活習慣病のリスクを上げてしまいます。
MEC食はというと、動物性タンパク質/脂質が豊富に含まれており、悪玉腸内細菌を増やしてしまう原因になります。MEC食も腸内環境には注意が必要です。
そのため、MEC食だけだと便秘などを引き越すリスクがあります。しかし、MEC食と合わせて食物繊維を取り入れることでその問題を解決することができます。
私は千切りキャベツやキノコ炒め、納豆をMEC食に添えることで、腸内環境を整えながら健康的なダイエットを実現しました。
MEC食で筋肉ムキムキ!プロテインとの違い 豊富な栄養素
プロテインはタンパク質を軸にビタミン・ミネラルなどの栄養素を添加し製造されており、栄養バランスが良いように思われます。
しかし、メーカーや製品によって、ミネラルが添加されていなかったり、味を整えるために高糖質なものだったりするため、選ぶ際には栄養成分表示を確認する必要があるでしょう。
またプロテインは加工食品のため、生きていく上で必要な栄養素を全てカバーできるわけではありません。例えば先にあげた食物繊維が含まれていないため、腸内環境の悪化が考えられます。
MEC食は肉・卵・チーズからバランスよく、健康維持のための栄養素を補給することができます。特に卵にはほぼ全ての栄養素を取り入れることができ、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素が含まれています。
MEC食で筋肉ムキムキ!プロテインとの違い まとめ
私はMEC食を健康のために始めました。そのため筋肉の増強にはあまり注目していなかったのですが、ふと自分の腕を見てみると力こぶができていました。
特に筋トレなどもしておらず、思わぬ成果でした。
また、私はMEC食を朝食に取り入れているのも筋肉増強に拍車をかけたと思われます。
人の体が寝ている間に筋肉を分解してしまいます。失われた筋肉を取り戻すために、朝食時にタンパク質の豊富な食事MEC食を摂ることで、筋肉の増加を促したということです。
加えて、MEC食をしながら筋トレも行ったら、おそらくより高い効果が出ることは明白でしょう。
今回はプロテインのデメリットばかりお話ししましたが、プロテインを軸にせず、サプリメントのようにサポートとして取り入れる分には効果的かと思います。
MEC食は簡単に誰でも始められますので、ぜひ筋肉を安全に健康的に増やすために、気軽に始めましょう!!
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