
HDLコレステロールとは
用語集
HDLコレステロールとは

HDLコレステロールとは 説明
コレステロールとタンパク質が結合した物質の一種であり、体内で余ったコレステロールを回収する役割をもつ。
LDLコレステロールが動脈硬化の原因であると考えられ、悪玉と呼ばれるのに対して、HDLコレステロールは全身に運ばれたコレステロールを回収し、動脈硬化を改善、防ぐ効果があると考えられ、善玉コレステロールと呼ばれている。
しかし、動脈硬化の根本的な原因は高糖質な食事による糖化と、免疫の過剰反応による酸化のため、コレステロールのコントロールだけではリスクを下げるのは難しいと思われる。
善玉コレステロールを増やす方法として、食物繊維を多く含む食品、特にきのこや納豆、海藻類が効果的である。また良質な脂質である不飽和脂肪酸としてエクストラバージンオリーブオイル、MCTオイルを取り入れるのも健康促進に効果的と思われる。
マーガリンなどのトランス脂肪酸はHDLコレステロールを減らす働きがあるため注意が必要である。
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