MEC食で前立腺癌、卵巣癌のリスクが上がる!

MEC食とはM(肉)E(卵)C(チーズ)を適量摂ることで、健康的なダイエットを実現できる糖質制限食です。
その中の一つC(チーズ)を含めた乳製品を習慣的に摂ることで、癌になるリスクがあがるというエビデンスがあります。
MEC食で前立腺癌、卵巣癌のリスクが上がる!エビデンス

- 乳製品の摂取量が1日あたり400g増えるごとに、前立腺がんのリスクが7%上昇する(1)
- 前立腺がんほど強いエビデンスではないが、牛乳を1日1杯多く飲むごとに、卵巣がんリスクが13%上昇する可能性が示唆される(2)
- Am J Clin Nutr.2015 インパクトファクター6.5
- Int J Cancer.2006 インパクトファクター4.6
チーズを含めた乳製品はタンパク質・脂質ともに豊富で、MEC食の軸になる食品です。しかし、乳製品には腸を傷つけるカゼインや動物性脂質が多く、リーキーガット症候群のリスクを上げたり、オメガ6脂肪酸の過剰摂取に繋がり血管が固くなるリスクが上がります。
またグラスフェッドではない牛には、ホルモン剤や抗生物質など、さまざまな化学物質が投与されている可能性が高く、それらが人体に与える影響はわかっていません。
また同じ乳製品ですが「ヨーグルト」に関しては摂取量が多い人ほど糖尿病の発症率が低くなる可能性を示唆する論文(3)も複数あります。
3. Am J Clin Nutr.2016 インパクトファクター6.5 J Nutr.2017 インパクトファクター4.1
MEC食で前立腺癌、卵巣癌のリスクが上がる! まとめ

チーズによる前立腺癌、卵巣癌のリスク上昇のメカニズムにはさまざまな憶測があります。
1. IGF-1(インスリン様成長因子1)の上昇
乳製品を多く摂取すると、体内のIGF-1というホルモンの濃度が上昇することがわかっています。
- 前立腺癌: IGF-1には細胞の増殖を促進し、細胞死(アポトーシス)を抑制する働きがあるため、癌細胞の成長を助ける可能性が指摘されています。
- 卵巣癌: 同様に、IGF-1が卵巣の細胞増殖を刺激することがリスクに関与していると考えられています。
2. カルシウムによるビタミンD活性の抑制(主に前立腺癌)
乳製品に含まれる大量のカルシウムが、体内の活性型ビタミンDの生成を妨げると考えられています。
- ビタミンDには癌細胞の増殖を抑える効果がありますが、カルシウムを摂りすぎるとこの働きが弱まり、前立腺癌のリスクが上がると推測されています。
3. 女性ホルモン(エストロゲン)の影響
現代の酪農では、妊娠中の牛からも搾乳が行われるため、牛乳には天然由来のエストロゲンが含まれています。
ただどれも仮説に過ぎません。
しかし、エビデンスとして上がっている以上、乳製品の習慣的な摂取は抑えるべきと言えるでしょう。
そのため私が提唱するMEC食では、チーズの量を本家のものより減らしたり、無理に摂り入れなくても良いというゆるい制限にしています!
MEC食で前立腺癌、卵巣癌のリスクが上がる! 参考書籍




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