今流行りのMEC食に大腸がんの危険性!?
MEC食は肉・卵・チーズを軸にした簡単な糖質制限食で健康的なダイエットが可能です!
そんなMEC食を3年以上続ける私ですが、MEC食に大腸がんのリスクを上げてしまう危険性がある!?との声があることを知りました・・・
本当にMEC食で大腸がんのリスクが上がるのか?
詳しく解説・考察していきます!!
今流行りのMEC食に大腸がんの危険性!? 大腸がんの原因は?
そもそも大腸がんはなぜ起こるのか?
がん細胞のメカニズムははっきりとまだ解明されていませんが、その原因は大きく分けて二つあると言われています。
- 血行不良により、低酸素・低栄養の環境に置かれた正常な細胞が生き残るために突然変異を起こす。
- 慢性的な炎症により、細胞が死んでしまいその周辺の細胞が穴を埋めるために細胞分裂を繰り返すうちに、テロメアが短くなってしまい細胞分裂ができなくなる。その結果、テロメラーゼを活性化させて再び細胞分裂できるようになった細胞ががん細胞となる。
つまり、血行不良・慢性炎症が大腸で起こることで、大腸がんのリスクが上がります。
大腸の血行不良と慢性炎症が起こる原因は?
では、血行不良と慢性炎症が大腸で起こる原因はなんなのか?
一つは腸内環境の悪化です。
善玉腸内細菌と悪玉腸内細菌と日和見腸内細菌のバランスが悪化し、悪玉の割合が高くなると、腸内での炎症を引き起こし、組織がダメージを受けると血行が悪くなります。
腸内環境が悪化する原因は?
腸内環境が悪化する原因の一つはタンパク質・脂質の過剰摂取だと言われています。
特に動物性脂質は悪玉腸内細菌の大好物で、好んで分解してその数を増やしていきます。
さらに食物繊維の不足や、発酵食品などの摂取が少なくなると、腸内環境が悪化する原因になります。
今流行りのMEC食に大腸がんの危険性!?MEC食の弱点
大腸がんの原因が「タンパク質・脂質の過剰摂取」「食物繊維・発酵食品の不足」によるところだとお話ししました。
ではMEC食との関係です。
MEC食は肉・卵・チーズを軸にした食事法のため、タンパク質・脂質が主な栄養源です。
チーズは発酵食品ですが、腸内環境を整えるような要素は少ないと言えるでしょう。
さらにMEC食には食物繊維が含まれていません。
つまりMEC食単体だと、腸内環境の悪化により、大腸がんのリスクを上げることが考えられます!
今流行りのMEC食に大腸がんの危険性!?MEC食でも大丈夫!
ではMEC食は大腸がんのリスクがあるから避けた方がいいのか?
MEC食を続けても大腸がんのリスクは回避できます!
MEC食の肉は鶏肉!
まずタンパク質・脂質軸の食事が大腸がんのリスクを上げるという話ですが、これは食べるお肉の種類によるところが大きいです!
まず牛・豚・鶏の3種類で大腸がんリスクは全く異なります。
大腸がんのリスクが上がりやすいお肉は牛肉!次に豚肉、一番リスクが低いのは鶏肉というデータがあります。
なぜ牛肉で大腸がんのリスクが上がるのかは諸説ありますが、牛舎で育てられる牛は感染症対策に抗生剤を投与されたり、成長を早めるためにホルモン剤を使っていたりと、さまざまな薬品による影響があるのでは?と言われています。
健康な体づくりにおいて、習慣的にタンパク質をとるのに肉類は欠かせません。
大腸がんのリスクを避けるなら鶏肉か、もしくは魚類を選ぶべきでしょう。
MEC食に足らない食物繊維とビタミンCを補う!
MEC食には食物繊維が含まれている食品が足らない!!という弱点があります!
そこでMEC食と合わせて、食物繊維が豊富な食品を一品!追加することで大腸がんリスクと便秘リスクを下げることができます!!
- キャベツ
- ブロッコリー
- きのこ類
- 納豆
これらの野菜きのこがおすすめです!!
特にキャベツ・ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜は、豊富な食物繊維とがんの対策に不可欠なビタミンCが豊富に含まれているのでおすすめです!!
今流行りのMEC食に大腸がんの危険性!? まとめ
今回はMEC食と大腸がんのリスクについて解説・考察しました!
何も知らずに、MEC食を始めて「肉・卵・チーズ」を食べ続けると、ものによっては大腸がんのリスクを上げていますでしょう・・・
しかし!しっかり、MEC食の強みと弱みを知り、大腸がんの原因を知っていればなんの心配もありません!!
より詳しく、MEC食についてはこちらの記事で解説していますので
ぜひ一読ください( ̄^ ̄)ゞ
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