アミロイドβとは 栞が解説する認知症の原因
用語集
アミロイドβとは
アミロイドβとは 説明
認知症の一つ「アルツハイマー型認知症」の原因物質と考えられているベタついたタンパク質である。アルツハイマー型認知症の世界的権威であるデール・ブレデセン氏によって、アミロイドβはアルツハイマー病の根本的な原因ではなく、「炎症」「毒素」「栄養不足」から脳を守るために分泌されていたことを突き止めた。
認知症の薬として研究されたものはほぼ全てアミロイドβを除去するためのもので、製作された薬の99.6%は失敗に終わっている。そのため、アミロイドβを薬で除去し、認知症を改善することは難しいと考えられている。認知症の根本治療として、デール・ブレデセン氏が考案したリコード法はアミロイドβの除去だけでなく、炎症・毒素・栄養不足の改善も同時に行うことで認知症の根本治療を可能にし、早期の認知症の9割を改善させている。
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