★認知症を根本から良くしたい!介護のいらない生活へ!【食事】

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■認知症は治る病気です!

2022年現在において65歳以上の7人に1人は認知症だと言われています。そしてその割合は年々増加しており2025年には5人に1人は認知症になると考えられています。認知症は一度発症してしまうと、回復は見込めない・・・薬で進行を遅らせるしかない・・・不治の病と思っている方が多いでしょう。しかし!すでに認知症の根本治療は確立しています!

実際にアメリカでは「リコード法」と呼ばれる認知症治療で9割の認知症患者さんが回復しているのが確認されています。その治療法は薬を使ったものではなく、日々の生活習慣を良い方向に持っていくことで認知症の改善を狙ったものになります。つまり食事や運動、睡眠などを整えるだけで認知症を良くすることができるということです。

認知症を良くする生活習慣とは、具体的にどのようなものなのか?将来、自分や家族が認知症にかかり介護が必要な体にならないためにも。今現在の認知症の悩みを解消するためにも。リコード法をもとにご紹介する認知症治療を始めましょう!!

■食事から認知症を良くする

食事は健康を支える上で欠かすことができない生活習慣です。認知症に良い食事法や食品を続けることによって、症状の改善予防効果を高めることができます。

 MEC食

MEC食は認知症の方向けに開発された食事法で、わかりやすく続けやすい糖質制限として注目されています。

  • Mはミート(肉)
    →1日に200g
  • Eはエッグ(卵)
    →1日に3個以上
  • Cはチーズ
    →1日に120g

この3つの食品を必要量とっていれば、その他の制限は何もありません。私は朝食にMをサラダチキンで、Eを味付け茹で卵で、Cを6ピースチーズ+αで補っています。

・炊飯器で作る自家製サラダチキン

材料と用意するもの
  • 鶏胸肉 800g
  • ポッカレモン
  • 塩胡椒
  • アイラップ(耐熱用ポリ袋)
手順
  1. 鶏胸肉を袖切りにする
  2. 切った胸肉をアイラップに4つに分けて入れる(200gずつに分ける)
  3. 胸肉に大さじ一のポッカレモンを入れる
  4. 塩胡椒を適量入れる
  5. アイラップの口をしばり、中身を揉んで混ぜる
  6. 炊飯器に入れる
  7. 炊飯器に熱湯を1リットル入れる
  8. 炊飯器の保温機能を使い30分間加熱する。
  9. 完成

※保存は約1週間ほど持つ。

・半熟味付け茹で卵

材料と用意するもの
  • 生卵 8個
  • チップロック
  • 醤油、みりん、酒、砂糖、酢
手順
  1. 卵のお尻にヒビを入れる
  2. 小鍋に卵を入れ、卵の頭が少し出るくらいまで水を加える
  3. 10分間中火にかけ、沸騰させる
  4. 時折鍋の中の卵を転がせて、熱が全体に伝わるようにする
  5. 10分後、鍋から卵を取り出し殻を剥く
  6. 半熟卵の完成、チップロックに入れる

  1. タレの作成
  2. 醤油大さじ3、みりん大さじ2、酒大さじ1、砂糖大さじ1をフライパンに加えて火にかける
  3. 沸騰してアルコールが飛んだら、酢を大さじ1加える
  4. チップロックに入れる
  5. その後は茹で卵と共に冷蔵庫で保存する、翌日からタレが染みた味付け茹で卵が楽しめる

※保存は約1週間ほど持つ。

 MCTオイル

認知症の改善にケトン体という栄養素が効果的です。ケトン体の生成を促す食品としてMCTオイルがあります。調理油のように火にかけて使用するのではなく、調理済みの食品にかけるようにして使用します。毎日の食事にスプーン1杯分のMCTオイルをかけるだけで、なおかつ無味無臭のため食事の味を損なうこともありません。いつもの食事にかけるだけで気軽に認知症改善を始めることができます。

 食前キャベツ

認知症の原因の一つとして高血糖が挙げられます。先にご紹介したMEC食も、高血糖を抑えることで認知症のリスクをさげ予防改善に繋げることを目的としています。MEC食に加えて食事の一番最初にキャベツを摂取する食前キャベツが効果的です。キャベツには豊富な食物繊維が含まれており、消化吸収をゆっくりにし血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。そのため高血糖になりにくく、認知症のリスクを下げます。量としては千切りキャベツを小皿一杯分で十分です。私は朝食にMEC食を取り入れ、夕食は好きなものを食べるため夕食に小皿一杯分のキャベツを食前に取り入れ、血糖値の上昇を抑えています。

また毎日千切りキャベツを用意するのが難しいという方には、千切りキャベツを簡単に作ることができるピーラーをご紹介しています。千切りに加工済みのキャベツも市販で売られていますが、色味などを保つために、塩酸のプールを潜ってきたものになるため、味は実際に千切りしたものが美味しいですし、健康的面でも疑問が残るため市販のキャベツを購入し、千切りキャベツピーラーで作るのが一番理想的です。

 プチ断食

認知症を改善予防する上で食べることだけでなく、食事を控えることも重要になります。そこで注目されているのがプチ断食です。16時間以上の断食を行うことで起こる、体の細胞を作り替えるオートファジーが認知症に効果的です。認知症の大きな原因の一つである炎症を引き起こす活性酸素を除去することができるからです。また断食から12時間が経過すると、体脂肪を燃やしケトン体を生成する働きもあるため、先に挙げたMCTオイルとも相性の良い断食法です。

プチ断食は1日の食事を1〜2回にすることで可能にします。お仕事や用事がある日には、朝と夕のみ食事を行います。例として朝食を7時に夕食を19時にとれば12時間の断食で、ケトン体を生成できます。また休日や用事のない日には朝食・夕食のどちらかを抜き、1日1食にすることで16時間の断食によるオートファジーが起こります。健康効果を高めたいならば朝食をとり、睡眠を優先したい場合は夕食をとることをオススメします。またプチ断食は食事の回数を減らすだけであり、水分補給などは制限しないため、お昼時に水分の補給をして腹の虫を落ち着くかせることも可能です。

 水分補給

認知症を良くする上で水分の補給も重要です。体内の水分量が減る=血液の量が減ることとなり、体内の老廃物や毒素を排出する動きが鈍ります。そのため脳内に毒素が溜まりやすくなり、認知症の症状を悪化させてしまいます。また、水分を十分にとることで血糖値の上昇も抑えることができるため、食事の際は多めの水分を取ることをオススメします。

具体的には1日に1リットルから1.5リットルほど、飲み物の種類は「水」「麦茶」がオススメです。糖の添加された清涼飲料水や甘酒などは血糖値を上げてしまうためオススメできません。また紅茶やコーヒーなどはカフェインが含まれ、すぐに尿として排出されてしまうので1日の飲水量には含みませんが、どちらも抗酸化作用の強い飲み物ですので、是非とも取り入れたい飲料になります。

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