図解 眠れなくなるほど面白い 栄養素の話

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書籍紹介
『図解 眠れなくなるほど面白い 栄養素の話』

書籍情報

タイトル
図解 眠れなくなるほど面白い 栄養素の話
牧野直子-監修
管理栄養士、料理研究家、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食」代表。女子栄養大学卒業。大学在学中より栄養指導や教育活動に携わる。雑誌、テレビ、料理教室、講演のほか、保健センター、小児科での栄養相談も行う。おいしくて元気になる料理、健康的なダイエットを提案。

◆書籍概要

栄養素の働きを考えた食べ方や、食材の調理法・保存法などでダイエット健康に役立つ方法を解説紹介したのが本書になります。

栄養素には大きく分けて5つの分類がされており、炭水化物」「たんぱく質」「脂質の三大栄養素に「ビタミン」「ミネラル」を加えた微量栄養素の2種類を合わせて、五大栄養素と呼ばれています。それぞれの栄養素の役割について熟知した栄養士の牧野氏が、現代の食事において危惧されている「新型栄養失調」の注意喚起と最強の栄養バランスについて解説しています。

栄養のお話を基盤に、日常の食事やダイエットに関する新常識についても解説されます。「太りやすいさは遺伝するのか?」「食べる順番で脂肪のつき方が変わるのか?」「水は飲めば飲むほどダイエット効果があるのか?」「和食や粗食は健康的?」などなど気になる情報が盛り沢山です。

料理研究家でもある牧野氏は本書にて、栄養を逃さない食材の調理法も解説しています。ついつい捨ててしまう野菜の皮や茎などには、実際に料理で使用する部位よりも豊富な栄養素が詰まっていたり、切って茹でることで水に栄養素が逃げてしまう食材など、それぞれの食材と栄養素に注目した解説がされています。

 あとがき

栄養を題材にした書籍は本HPでは『眠れなくなるほど面白い 糖質の話』眠れなくなるほど面白い たんぱく質の話』『眠れなくなるほど面白い 脂質の話』の三つを紹介してきました。今回ご紹介した『眠れなくなるほど面白い 栄養素の話』は炭水化物(糖質)・たんぱく質・脂質に加えてビタミン、ミネラルの5つの栄養素について満遍なく触れられています。

栄養素に関する解説だけではなく、それに準じた食材の効果的な調理法についても触れられていることから毎日の料理にも活かすことができる実践的な書籍と言えるでしょう。

実際に私も人参を調理する際には表面を水洗いし、皮はそのままで調理するようになりました。他にも以前は捨ててしまっていたブロッコリーの茎やカボチャの種などもそれぞれ炒めたりして食べてみています。フードロスが注目されていることもあり、捨てられてしまう野菜の部位を有効活用するためにも、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか?


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