タンパク質欲とは 栞が解説する!子沢山か?長寿か?

なし

用語集

◆タンパク質欲とは

 説明

人間が本能として持つ、タンパク質を摂取しようとする欲求である。人間はFGF21などの働きにより、必要なタンパク質を補給しようと無意識に食事を行うようにできていると考えられている。

高タンパク質な食事であれば、少量でタンパク質欲は満たされる。しかし低タンパク質の食事であれば、高糖質・高脂質な食事を大量に取り込むことで、タンパク質欲を満たそうとして過食となり肥満糖尿病などの生活習慣病のリスクを上げると考えられる。

またタンパク質と炭水化物のバランスによって「長寿モード」「子沢山モード」のどちらかに人間の性質が切り替わる。「低タンパク質・高炭水化物」は「長寿モード」となり、テロメアの改善が期待できると考えられる。「高タンパク質・低炭水化物」は「子沢山モード」となり、生殖機能の向上が期待できると考えられている。

20〜60代にはMEC食で「子沢山モード」に切り替えられると思われる。60代以降の高齢者の場合はMEC食で衰えがちな筋肉などの生成を支える必要があるため、寝たきりなどの予防になり、結果、健康的な長寿につながるだろう。

若い世代で「長寿モード」を目指すのであれば、MEC食と合わせて食物繊維が豊富な食品「キャベツ」などの葉物野菜、「きのこ」などの摂取を合わせて行うのと、適度なプチ断食がテロメアの改善につながるだろう。

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