副腎疲労症候群とは 栞が解説するストレスで病気になる理由

用語集

◆副腎疲労症候群とは

・説明

血圧、血糖、水分・塩分量などの、体内環境を常にちょうど良い一定の状態に保つためのホルモンをつくる副腎が、疲労によって機能が低下した状態を指す。

・症状

  • 疲労感
  • 精神の不安定
  • 消化器官の不調
  • 欲求不満
  • ストレス下における低血糖症
  • 頻拍・動悸・過呼吸
  • 低血圧
  • 悪寒・冷や汗
  • うつ病適応障害
  • 不眠
  • アレルギー
  • 皮膚の炎症や脱毛
  • 光における過敏
  • 性的欲求の減退

・メカニズム

慢性的なストレスにさらされることで、副腎で過剰にコルチゾールが作られ続けると、副腎が疲労を起こし症状が現れる。根本原因がストレスにあることから、がんなどの命に関わる病気の診断やうつ病などの精神的な病気の診断をされることで、さらなるストレスを感じて発症する危険もある。

アメリカではがん治療の前段階として、副腎疲労症候群の治療を先行し、その後にがんの治療に入る場合がある。

またコルチゾールの過剰な分泌は、脳にも悪影響を与え、認知症のリスクを上げるため、いち早く治療を進めたい症状である。

・治療法

根本原因はストレスにあることから、ストレスの原因を取り除くのが先決である。原因が仕事にあるならば休職を、学校にあるなら休学を、家庭にあるならば別居など、物理的にストレスの原因から離れることが必要である。

副腎疲労症候群はうつの症状や、無気力感によって自身で改善に向かうことが難しい場合もある。そのため、他者による支援が必要になることもある。信頼できる家族や友人、知人、医師などの手を借りることが望ましい。

ストレスの軽減と副腎の機能回復のため、マインドフルネス交流磁気治療などからはじめ、その後に気力が戻り次第、適度な運動として気をつけ爪先立ちウォーキングなどを取り入れると良いだろう。

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