アトピー、アレルギー、乾癬 皮膚病の原因は汚血にある

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書籍紹介
『アトピー、アレルギー、乾癬 皮膚病の原因は汚血にある』

書籍情報

アトピー、アレルギー、乾癬 皮膚病の原因は汚血にある
蔡 篤俊-著者
1945年、台湾生まれ。83年、千葉大学医学部卒業後、同大学医学部附属病院産婦人科勤務。85年、荏原病院内科勤務。91年、順天堂大学医学部精神科で医学博士号を取得。93年、蔡内科皮膚科クリニックを東京都渋谷区初台に開業し、現在も院長をつとめる。著書に『病気の原因は汚血にある』『がんの原因は汚血の爆発にある』(ともに幻冬舎)。

◆書籍概要

アトピー性皮膚炎アレルギー乾癬などの皮膚病は汚血によって起きている!汚血を取り除くことで根本治療による解決を目指す汚血吸引療法を紹介したのが本書です。

皮膚病はなぜ起こるのか?原因とメカニズムを解説し、その原因が汚血にあること、なぜ汚血が溜まってしまうのか?ストレス食べ過ぎ、薬による薬害など様々な原因を多面的に解説しています。

皮膚病の治療に欠かせないステロイドをはじめとした薬は、あくまでその場しのぎの対処療法であること。長期的な使用は症状の改善にはつながらず、悪化のリスクがあること。副作用による免疫力の低下が考えられ、根本治療の重要性が解説されます。

では皮膚病の根本治療とはどのようなものなのか?皮膚病を引き起こしている汚血を排出する方法として、鍼灸・漢方・汚血吸引療法を組み合わせた治療法を確立し、紹介しています。また、汚血を溜めない食事と運動、ストレス解消の重要性についても詳しく解説されます。

 あとがき

根本治療を考える上で、血液というものはとても重要なものになります。身体中の60億個の細胞に酸素と栄養を届け、二酸化炭素と老廃物を取り除く動きを一手に引き受けているわけです。この血液の動きを血行と言いますが、この血行が滞るだけで、細胞はエネルギー不足に陥り、老廃物が溜まって老化や疲労感に悩まされることになります。

それだけではありません。血行が悪くなれば内臓機能も悪化し、肝臓の働きが悪くなれば脂肪肝糖尿病のリスクが上がり、脳機能が低下すれば認知症うつ病に、心臓が弱くなれば高血圧動脈硬化などにつながります。

それだけ血液というものの存在は健康にとって軸となる、大きな存在です。本書においてはその血液の質が悪い状態、汚血にならないように、汚血を溜めないようにする方法が詰まっています。血液をきれいにする薬はありません。自分の生活習慣で血液を良くしていくために、本書を一読する価値があります。


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