血清アルブミンとは 栞が解説する!寝たきりになるか決まる!

なし

用語集

◆血清アルブミンとは

 説明

血液中に存在するタンパク質の6割を占めるタンパク質の一種である。役割としては大きく分けて二つ「血液中の水分量の調整」「栄養素を細胞に届ける」

「血液中の水分量の調整」により、十分な水分量が保たれ、血液の流れがスムーズに行われるのを補助している。血清アルブミンが低下し、血液量の低下などが起こると、血行不良を起こし、多くの生活習慣病を引き起こすリスクが上がる。

「栄養素を細胞に届ける」働きによって、身体中の細胞に栄養素を送り届け、代謝を促すことでエネルギッシュな生活を促進する。血清アルブミンの低下でこの役割がこなせなくなると、冷え性肥満糖尿病、がん細胞の増加などの危険性が上がると考えられる。

血清アルブミンの低下は高齢者に多く、70歳以上の五人に一人は血清アルブミンが不足していると考えられている。体全体の健康が損なわれ、最悪寝たきりになってしまうリスクをあげることから、血清アルブミンを多く含む動物性タンパク質の摂取が勧められる!

特に、認知症の治療としても注目されるMEC食であれば、毎日必要なタンパク質が補給できるため、毎日献立を考えるのが億劫だという方にも続けやすい健康習慣と言える。

 より詳しく!実践的に

コメント

タイトルとURLをコピーしました