糖尿病腎症とは 栞が解説する!透析しないといけない体に・・・

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用語集

◆糖尿病腎症とは

 説明

 血糖値が高い状態が20年ほど続くと、腎臓が機能しなくなり人工透析が必要になる病気・症状。透析が週に3回、各4時間は必要になり、腎臓を移植しない限りは透析は一生続けなければならなくなる。透析を受けているのは2020年現在、約32万人。年間5,000人のペースで増加していると言われている。

 症状

初期は無症状である場合がほとんどあり、進行すると尿中にたんぱく質が増加し、むくみが現れる。腎不全になると慢性腎炎や高血圧などが原因の腎不全と同じように息切れ、貧血、食欲不振、全身の倦怠感などが現れる。

 メカニズム

過剰に糖質を取り入れたり、果糖を摂取する事で生成される老化物質のAGEsは血管を流れて腎臓の膜に溜まり続ける。腎臓の膜に溜まり続けたAGEsは、腎臓の膜を脆くし、機能の低下を招く。この状態が長期間続くことで、糖尿病腎症を引き起こす。AGEsは生成されてから「10年から20年」は体内に残る厄介な物質のため、早め早めの対処が必要である。

 治療法

糖尿病腎症は糖尿病の合併症のため、糖質制限MEC食が効果的である。血糖値を上げないことが予防改善には不可欠である。血糖値を上げない食前キャベツ・水分補給も合わせて行うことでより高い効果を期待できるだろう。

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