ドライアイとは 栞が解説するただの目の渇きと侮るなかれ!

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用語集

◆ドライアイとは

 説明

目を保護するための涙の分泌、質が不安定になり、目の表面に傷や障害を起こす病気。2021年現在、日本国内では約1000万人近くいると言われている。

 症状

  • 感染症リスクが増加
  • 目脂やゴミが溜まりやすくなる
  • 視力の低下
  • 目の痒みによるストレス血行悪化
  • 肩こり頭痛

 メカニズム

ドライアイが起こりやすい環境としてオフィスが挙げられる。オフィスには下記の三つの要素によって、ドライアイを引き起こすと思われる。

  • 乾燥
    →目が乾くことで涙の分泌が追いつかなくなる。
  • 酸素不足
    →角膜や目の細胞に酸素が行き渡らず機能が低下する。
  • プラスイオン
    →パソコンから発生するイオンでウイルスや花粉を引き寄せる

また、人は1日に2万回瞬きをすると言われるほど、目を動かしている。その際に必要な栄養の供給と、老廃物などの排出にはスムーズな血行が必要である。つまり、血行悪化により目に必要な栄養と不必要な老廃物の流れが悪くなると、ドライアイのリスクが上がる。

 治療法

閉鎖され乾燥したオフィスなどの環境に、長時間いることを避け、定期的に外の空気を取り入れること。さらに血行の促進が効果的であろう。血行改善には、マインドフルネスによる呼吸、ウォーキングなどの適度な運動、全身の血行改善に交流磁気治療が効果的であると考えている。

また、眼科で処方されるジクアス点眼液は目が本来持っている、涙を分泌するはたらきを促進させるため根本的にドライアイを改善できる。点眼頻度は2〜3時間に一度、1日に6回を目安に行う。個人差はあるものの、1ヶ月ほどでドライアイの改善が見込めると言われている。

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