用語集
◆二分の一カップのブルーベリーとは
説明
二分の一カップのブルーベリーのジュースを摂ることで、脳の認知機能が向上するという健康法。
治療方法
1日に1/2カップ分のブルーベリーを取り入れるだけで良い。1カップでもわずか80kcalと低カロリーなため、量を気にせず取り入れることができるだろう。おすすめは小ぶりでより栄養価の高いワイルドブルーベリー。
ブルーベリーと無糖のヨーグルトを合わせて取り入れたり、オートミールやサラダのトッピングにするなどいつもの食事に添えるだけで大丈夫。生のまま単体で食べても良い。
一つ注意として、缶詰や加糖タイプのジャムは糖質が多く含まれるため、摂りすぎには注意が必要である。
治療効果
ブルーベリーを定期的に摂り入れた実験で、被験者に記憶力と注意力の向上が見られ、しかもその効果は2〜6時間継続したとの報告がある。また、24gのフリーズドライのブルーベリーを90日間摂り続けた実験では言語記憶評価テストや作業切り替えテストなどの認知機能がアップした。
これらの認知機能の向上はブルーベリーに含まれるファイトケミカルの一つアントシアニンの効果だと思われる。アントシアニンが持つ強力な抗酸化作用を持つとともに、最新の研究で認知機能の低下を抑制する働きに関連していることがわかっている。
またブルーベリーには熱ショックタンパク質レベルを上昇させる効果がある。熱ショックタンパク質は、細胞が熱や化学物質などのストレスにさらされたときに細胞を守るタンパク質で、加齢とともに減少していく。熱タンパク質レベルが上がることで、炎症や脳の損傷を抑制することができるため、認知症の予防改善に効果的であると考えらえる。
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