[NASH(非アルコール性脂肪性肝炎とは]

用語集

◆NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)とは

・説明

脂肪肝が進行し、肝臓に炎症が起こり線維化した状態。

・症状

基本的に症状は見られないが、一部の患者に右上腹部の不快感や、疲労などが見られることがある。

症状が進行することで、肝不全を起こし、肝硬変・肝臓がんなどの生活習慣病を引き起こすリスクを上げる。

・メカニズム

脂肪肝によって異常に脂肪を蓄えた肝臓の細胞が、細胞死を迎えることで炎症を引き起こす。

炎症によって傷ついた肝臓の組織をつなぎ合わせるために、体はコラーゲンを集めるが、大規模な炎症によるダメージと比例するようにコラーゲンも膨大な量が集められ、肝臓の機能を損なってしまう。

この状態を線維化と呼ぶ。

肝臓が繊維化することで、肝機能障害を引き起こし、肝硬変や肝臓がんのリスクを上げる。

また、脂肪肝の進行によって、インスリン抵抗性も現れ、糖尿病のリスクも上げてしまう。

・治療法

NASHは脂肪肝の進行によって引き起こされるため、先んじて脂肪肝の改善を行う必要はある。

脂肪肝の治療として糖質制限MEC食などの食事療法を行うのが効果的である。

食事療法による脂肪肝の改善に合わせて、肝機能の回復も急がれるため、交流磁気治療による血行改善で肝臓の活性化を狙うことも考えられる。

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