NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)とは 栞が解説する脂肪肝の末路

NASH

NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)とは

用語集

NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)とは

 NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)とは 説明

脂肪肝が進行し、肝臓に炎症が起こり線維化した状態。

 NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)とは 症状

基本的に症状は見られないが、一部の患者に右上腹部の不快感や、疲労などが見られることがある。

症状が進行することで、肝不全を起こし、肝硬変肝臓がんなどの生活習慣病を引き起こすリスクを上げる。

 NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)とは メカニズム

脂肪肝によって異常に脂肪を蓄えた肝臓の細胞が、細胞死を迎えることで炎症を引き起こす。

炎症によって傷ついた肝臓の組織をつなぎ合わせるために、体はコラーゲンを集めるが、大規模な炎症によるダメージと比例するようにコラーゲンも膨大な量が集められ、肝臓の機能を損なってしまう。

この状態を線維化と呼ぶ。

肝臓が繊維化することで、肝機能障害を引き起こし、肝硬変肝臓がんのリスクを上げる。

また、脂肪肝の進行によって、インスリン抵抗性も現れ、糖尿病のリスクも上げてしまう。

 NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)とは 治療法

NASHは脂肪肝の進行によって引き起こされるため、先んじて脂肪肝の改善を行う必要はある。

脂肪肝の治療として糖質制限MEC食などの食事療法を行うのが効果的である。

 NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)

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