マグネシウム不足(原因)
マグネシウムは体の活動に必要不可欠な「ミネラル」の一つである。
- 神経の興奮を抑える
- エネルギー代謝をサポート
- 血圧の維持
- 認知力の改善
マグネシウムには上記の役割があり、認知症と大きく関わる要素が多い。
アルツハイマー病において、記憶を司る「海馬」と呼ばれる脳組織の縮小が見られた際に、組織内のマグネシウム値が低くなっていることも確認されている。
つまり、マグネシウムが不足することで認知症の症状を発症、加速させることになる。
マグネシウム不足(改善)
体内のマグネシウムは「赤血球マグネシウム値」で確認でき
5.2〜6.5mg/dlの範囲でなければならない。
多くの場合は上記の数値を下回ることで、認知機能に影響が起こる。
マグネシウムの補給方法として、食事から取ることもできるが
マグネシウムは吸収されにくい栄養素で、摂取した3割しか取り込むことができない。
この特性からマグネシウムは下剤としても扱われる。
そこで、経口摂取ではなく
肌からマグネシウムを取り入れる方法をオススメする。
市販の入浴剤にはマグネシウムが含まれ、肌からマグネシウムを取り入れることができる。
また、マッサージなどの際にマグネシウムを含んだローションの使用も効果的である。
2018年3月1日 著者:デール・ブレデセン 監修:白澤卓二 訳者:山口茜 発行所:ソシム株式会社『アルツハイマー病 真実と終焉 ”認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム』
2019年7月24日 著者:牧野直子 発行所:日本文芸社 『眠れなくなるほど面白い 図解 栄養素の話』
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