ビタミンE
ビタミンの一つであるビタミンEには「抗酸化作用」と言う力がある。
細胞の膜を保護し、炎症や毒素などのからのダメージを防ぐ役割がある。
脳細胞においてもビタミンEの働きは有効で
単剤療法の臨床試験において、認知機能の低下を遅らせることがわかっている。
ビタミンE単体での認知症改善・治療は到底不可能だろうが、数ある改善方法とともにビタミンEの補給は有効であろう。
ビタミンEは
大豆製品・ワイン・チョコレート・アーモンド・アボカドなどに多く含まれている。
ビタミンEと聞くとあまり聞き馴染みがないかもしれないが
・ポリフェノール
・イソフラボン
などは耳にしたことがあるだろう。
上記の食品にはポリフェノール・イソフラボンが豊富でビタミンEによる抗酸化作用が期待できる。
しかし、ビタミンEの効果持続時間は極端に短く
体内での効果時間は「2〜3時間」ほどしかない。
そのため、ビタミンEを含む食品を一度に摂取するのではなく
小分けにして摂取する方が効果を維持できる。
また、食品からだけではなく、サプリメントで補うこともできるため、そちらを活用しても良い。
・トコフェロール、トコトリエノール合剤
2018年3月1日 著者:デール・ブレデセン 監修:白澤卓二 訳者:山口茜 発行所:ソシム株式会社『アルツハイマー病 真実と終焉 ”認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム』
2019年7月24日 著者:牧野直子 発行所:日本文芸社 『眠れなくなるほど面白い 図解 栄養素の話』
コメント