◆愛着スタイル 獲得された安定型とは

愛着スタイルには「安定型」「とらわれ型」「回避型」の3つがあり、3つのうちの「とらわれ型」「回避型」は不安定型と呼ばれ、人間関係や職業選びで不幸な選択を繰り返しがちです。
特にHSPはこの愛着スタイルの影響を受けやすく、プラスにもマイナスにも働きます。
さらに、愛着スタイルが同じもの同士は惹かれやすいため、安定型同士、不安定型同士で惹かれ合います。そのため、不安定型同士はお互いが苦しくなるのに、惹かれ合うためより悪い結果を招きやすいです。
逆に捉えるならば、自身が「安定型」になれれば、安定型の人と惹かれ合い良い結果に落ち着きやすいです!
そこで愛着スタイルが時々不安定になる、あるいはいつも不安定な「とらわれ型」「回避型」に必要なのは「獲得された安定型」です!
「獲得された安定型」はその名の通り、後天的に身につけることが可能で、しかもHSP(繊細さん)は安定型を身につけやすいと言われています!
では具体的に、獲得された安定型になるにはどうすれば良いのか?ご説明していきます。
愛着スタイルを安定型にするには?

自分の愛着スタイルについて不安を感じ、カウンセリングを受けることを考える方もいるでしょう。カウンセラーは大抵、人間関係についてのこうアドバイスするそうです。
「とりあえず、相手を信じてみる。それが難しければ、信じたフリから始めてみましょう」
しかし、この方法はHSPには難しいものになります。
相手の感情を敏感に感じ取るHSPは、相手が不機嫌だと自分が悪いと、嫌われていると反射で考え思い込みます。フリで反射を抑制することはなかなか難しいでしょう・・・
そこで「獲得された安定型」を目指すにあたっての基礎は「自分はどんな人間か?」「他者は自分をどう思うか?」を客観的に考えること!
相手とのコミュニケーションで、不安を感じた時に、ふと我に返って以下のことを考えましょう。
・獲得された安定型になるためのハウツー
- 「なんで不安を感じたのか?」
- 「その原因は本当に自分にあるのか?」
- 「仮に自分に非があったとして原因は何か?」
- 「愛着スタイルがそうさせているのではないか?」
正体不明の不安を分解して原因を突き止めれば対処もできますし、理解するだけで心が安定していきます。
これを繰り返すことで、普段感じているストレスに免疫をつけ、いつもなら気にしてしまうような人からの刺激も気にならなくなっていきます。
・獲得された安定型ハウツーの例
・もし同僚から挨拶が返ってこなかったら?
不安を感じた瞬間が「朝出社して同僚に挨拶したけど、挨拶が返ってこなかったこと」だった場合。
あなたは咄嗟に「嫌われたかな?」「もしかしてこれから毎日無視される?」と思うかもしれません。
すると次にその同僚と顔を合わせるたびに緊張したり、なんとか好かれようと愛嬌を振りまいたり、案外優しくされて胸を撫で下ろすかもしれません・・・
このように相手の態度一つで、一喜一憂していたら疲れてきますよね?
これからはそんな不安定な心が感じ取ったものを鵜呑みにせずに、立ち止まって考えましょう!
- 「なんで不安を感じたのか?」
→同僚が挨拶を返してこなかったから。 - 「その原因は本当に自分にあるのか?」
→嫌われるようなことをした?思い当たる節はないなら、たまたま同僚の機嫌が悪かっただけかも。体調が悪かったり、お腹が空いているだけかもしれません。仮に嫌われていたとして、それが一体なんだというのか?それで自分にどのような現実的な問題が生じるのか?本当に不都合か?そこまで気を遣って好かれたいと思うのはなぜか?? - 「仮に自分に非があったとして原因は何か?」
→それは具体的に何か?改善できそうか?思い切って謝ってみると「全然問題なかった」ことを教えてくれるかもしれません。腹を割って話せば、相手も自分を理解してくれるようになるかもしれません。 - 「愛着スタイルがそうさせているのではないか?」
→自分の「とらわれ型」の愛着スタイルが無意識に働いて「挨拶をする価値もない」と思わせているのでは?だから不安に感じているのでは?自分の「恐怖・回避型」の愛着スタイルが働いて、どんな不都合も「自分が悪い」と無意識に考えているだけでは?
こうして分解して考えていくと「思ったほどたいそうな事じゃないかも」と安心できるのではないでしょうか?
不安を感じた時こそ、自分の心を覗き込んで原因を突き止めて安心してを繰り返し、自然と他人を信じる習慣を身につけていくことが「獲得された安定型」への近道です
愛着スタイルを安定型にするには? ①とらわれ型は距離感を考えよう

人間関係で悩みやすい不安定型の愛着スタイルの一つである「とらわれ型」なら、相手を信じたときに少し距離をとってみると良いでしょう。
とらわれ型は周りからの評価や、相手からの心象を気にしやすい性格になります。そこで相手の顔色を伺うのをやめて、自分の好きなことをして過ごす時間を増やしていくように意識してみましょう。
例えば家族のために掃除をしたり、洗濯をしたりして過ごすのではなく、外に出て一人で遊んだり外食をしてもいいでしょう。
職場の昼休みは同僚に合わせようと神経をすり減らして過ごしたり、責任を感じて休憩せず仕事を続けるのをやめましょう。一番良いのは職場を連想する場所から離れること、私は職場の休憩室を使わず、近くのカフェで1時間たっぷり「自分のため」に過ごします。
職場や家から距離を置いている間に「大変なことになってるかも・・・」「嫌われてしまうかも?」と思うかもしれませんが、大体が取り越し苦労で終わります。
もしそうなったとしても、取り返しがつかなくなる事態には大抵なりません。
「こうしておけば大丈夫!」「他人を頼ってよかった」と安心できる経験を少しずつ増やしていくことが重要です!
「とらわれ型」はとにかく相手の反応一つで一喜一憂しやすく、特にHSPの場合は影響を受ける幅は倍増します!
イメージとしては、相手に向いているフォーカスを自分自身に向けること!自分の好きなことやりたいことを無視せず、見てあげることを意識しましょう。
愛着スタイルを安定型にするには? ②とらわれ型はLINEの既読を気にしない!

友達や恋人、仕事関係の連絡でLINEの既読の有無を「怒らせたかな?」「構ってくれない」と不安に感じて待ったり、追いLINEしてしまったり、逆に仕事上だと催促できなかったりすることがある・・・という経験をされた方も多いのではないでしょうか?
相手の一挙手一投足に敏感に反応して、不安になりやすいのは愛着スタイルの「とらわれ型」に多く、HSPであれば尚更です。
・友達や恋人とのLINEの場合
相手からの連絡(返事)やお誘いが来てから、恋人、友達がいたことを思い出して、待ち合わせ場所を考えるくらいの意気込みでいましょう。
どうしても相手のことが気になって仕方がない!!という場合は、「相手ではなく、自分に意識をフォーカスして、好きなことをする!」方法で、意識から外し、忘れましょう。
そうして意識を自分に向けて、自分のための時間を過ごすことによって、あなたの魅力は倍増します。
・仕事上の連絡の場合
HSP・とらわれ型は相手に投げた仕事の連絡を放置することに不安を感じます。
気になって仕方ないのに、気を遣って催促の連絡ができない・・・と悩みがちです。
不安になるくらいなら我慢せずに、堂々と要求しましょう。ビジネス上では感情は抜きにして、合理的に動くべきです。
特に自分が休日中に仕事のことで不安になって、何も手につかないなんて場合は、最悪うつ病のリスクを上げてメンタルを病みます。
休日は仕事ではなく、自分にフォーカスして自分のしたいことを!
さらに仕事をする上で、相手に合わせすぎて「誰かの言いなり」や「なだめ役」「補佐」として全部費やしてしまわないように注意しましょう。
HSPとしての強みである想像力で課題の本質を見抜き、慎重な企画を構想し、絶妙なバランスで実行できる貴重な人材になれます!
愛着スタイルを安定型にするには? ①回避型は自分が本当に欲しているものを知る!

もう一つの不安定型「回避型」の方が「獲得された安定型」へ変化するには時間と労力が多く必要です。
そこには拒絶・恐怖といった幼少期の過酷な経験が根深く張っており、それをほぐして変えていくのに一朝一夕とはいきません。
回避型の方がまず意識すべきは「自分から相手に近づき、良い環境を選ぶようにすること」
無意識に不安定な関係や環境を選んでいたのを、意識して変えていくことが必要です。
しかし、無意識の力は凄まじく脳内に「上っ面は優しげだけど、どうせコイツも自分をただの労働力としか見てない」「今は仲良くしてくるが、どうせコイツもいつか自分に飽きて別の友達を作る」と感じると思います。
今の自分を作っている「回避型」としての無意識の奥にいる「本当の自分」が望んでいることを見つけてあげましょう。
・回避型を安定型ハウツーで分解
- 自己都合でしか自分を見ない上司のもとで働いているのは何故か?
- もっといい人がいるかもしれないのに、そうでない関係に甘んじるのは何故か?
- 「やりがいだってある」「仕方がない」とそこに居続けるのは何故か?
- 自分が恐れているものは何か?
本当は本音で話せる友達が欲しい。
本当は自分の話や意見を受け止めてくれる上司がいい。
本当はもっと環境の整った居場所にいたい。
でもそんなのは自分には無理!ではないです。
もし過去からずっと否定されてきて、人から拒絶されるのが怖いなら、これからは少々危険を冒したとしても、勇気を出してもっと安全で安心できる場所を見つけて、そこで温かい関係を増やしていかなければなりません!
「回避型」のあなたに必要なのは、あなたの熱い求めにも、冷たい態度にも屈しないで接してくれる人たちです。
その人は後からあなたの温かい関係を増やす時に支えになってくれます。
愛着スタイルを安定型にするには? ②回避型は感情を押し殺しすぎない

回避型の愛着スタイルの方は「自分は充実している」「今は忙しい」「否定的な感覚はない」と、問題を否定する方も多いです。
しかし、問題を抱えている方には多かれ少なかれ、どこか調子を崩している部分があります。
特にHSPなら人一倍ストレスを感じやすいので、多くの生活習慣病のリスクを上げているでしょう。
・ストレスでリスクが上がる生活習慣病
挙げていたらキリがないくらい、ストレスによる健康被害は多岐にわたります。
他人のせいで刺激がオーバーしているのに、HSPは自分の感じていることを無視して、「ストレスを感じていない人なんていないんだから」「こんなことで弱音を吐くような自分ではない」と自分の気持ちに蓋をして、平静を装おうことも。
自分の感情を知るのは難しいなら、まずは自分の体のどこが痛むのか?調子が悪いのか?自分の体の感覚に目を向けましょう!
体からのSOSを肌で感じて、自分の素直で弱い部分を受け入れる足掛かりになります。
そんな自分を知り受け入れてから、親しい関係に踏み込んで、自分の不安定な愛着スタイルの影響でどれだけ辛い経験をしたのか?きちんと嘆き、悲しみ、怒ることが必要です!
「獲得された安定型」になるにはまず「感じる」感覚を呼び覚ます必要があります。
もしかしたら、回避型のあなたに必要な温かい安定的な関係は、専門家との絆からかもしれません。
愛着スタイルを安定型にするには? 獲得された安定型とは まとめ

今回は不安定型「とらわれ型」「回避型」から「獲得された安定型」になる方法を紹介しました。またHSPとの関わりも深いため、その注意点についても合わせて紹介しました。
愛着スタイルおよびHSPは、性格・気質に関わる話で人間関係のストレスに大きな影響を与えます。ストレスといえば、自律神経との関わりも深いものになります。
愛着スタイルやHSPの改善法は意識的ものが多く、それと合わせて自律神経を整える呼吸法、運動、ツボ押しも合わせて行うとより効果的でしょう。
また血行促進を行うことで、より健康的になり意識の改革をしやすくなるということで「交流磁気治療器(コリの緩和、血行促進以外の健康効果は認められていません)」やシャクティマット、血管を強くする点からMEC食もおすすめです。




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