簡単！糖質制限！MEC食で脂肪肝が良くなる！？

気になるのはどれ？？

MEC食とは肉・卵・チーズを1日に適量摂るだけの、簡単な糖質制限食です。

簡単なのに効果が出やすく、続けやすいため健康的なダイエット法として注目されています！

そんなMEC食で肝臓に体脂肪が貯まる脂肪肝の予防改善が可能というお話を今回はまとめていきます！

脂肪肝とは、肝臓に体脂肪が異常に多く溜まった状態を指します。

肝臓は、血液中で余ったブドウ糖をグリコーゲンとして蓄えることができます。

いざという時（飢餓状態）のために、グリコーゲンを貯めるのですが、これが貯蔵の上限を超えると、中性脂肪に変換されて体脂肪として肝臓に蓄積します。

これが継続して溜まっていくと脂肪肝という状態になり、さまざまな生活習慣病の原因になります↓

脂肪肝は症状が出る生活習慣病ではないため、自覚症状をみて有無を確認することは困難です。

これは肝臓が沈黙の臓器と言われている所以でもありますが、一見体型的にはスリムに見えても、脂肪肝になっている方も多く、自分自身では判断ができません。

国内の脂肪肝の人は推定3000万人と考えられており、日本国民の4人に1人が罹患している計算になります。

自分自身が脂肪肝かどうかは健康診断の血液検査で確認ができます。

上記の数値の範囲にあれば、脂肪肝ではないと言えます。

逆にいずれかの数値のうち一つでも数値が超えていれば脂肪肝が始まっていると考えるべきでしょう。

脂肪肝の大きな原因は２つあります。

アルコールの過剰摂取
アルコールには、中性脂肪を合成するよう促す作用があり、過剰に摂取することで、肝臓に脂肪が溜まる原因になります。
また、肝臓にはアルコールを分解する役割もあるため、頻繁の大量のアルコールを摂取することで肝臓が疲れてしまい、肝臓の機能を著しく損なってしまうリスクを上げます。
糖質の過剰摂取
糖質を過剰に摂ることで、血糖値の上昇が慢性化し、肝臓でグリコーゲンに変換され、体脂肪の増加を促すことにつながります。

上記の原因において、注意したいのは「糖質の過剰摂取」です。

一般的な現代日本人の食事そのものが高糖質な食事になりやすく、過剰に摂っているつもりがなくても、脂肪肝になりやすい食事をとっている場合が多いように思います。

そこでオススメなのがMEC食です。

MEC食により、糖質を制限をすることで血糖値の上昇および、肝臓でグリコーゲンに変換される量を減らすことができます。

また、MEC食で補うことができるタンパク質により、筋肉量が増えれば基礎代謝が上がります。

筋肉量が増え、基礎代謝が上がると、何もぜずとも体脂肪の燃焼を行うことができ、脂肪肝によって溜まった体脂肪の減少を促せます。

またMEC食が他の健康法と組み合わせることもできるだけの、簡単な食事法なので、余裕があれば「プチ断食」でケトン体を生成すると同時に、体脂肪の燃焼を促したり「栞式ウォーキング」で適度な運動を取り入れるとより効果的でしょう。

脂肪肝を改善する食品としてカカオ70％以上のチョコレートも効果的です。

ハイカカオチョコレートに含まれる栄養として注目されるのが下記の3つ↓

カカオポリフェノール
抗酸化作用を持つビタミンEの一種で、アンチエイジングや認知症に効果が期待できます。
カカオに含まれるポリフェノールの割合は他の追随を許さず、カカオ72％チョコレート（100g）には2540mgのポリフェノールが含まれます。
このカカオポリフェノールには、肝臓の機能を改善し脂肪を燃焼しやすくする働きがあるため、脂肪肝の予防改善に効果的と言えます。
カカオプロテイン
消化吸収がしにくい植物由来のタンパク質です。
小腸に入ったカカオプロテインは、ゆっくりと消化され吸収されますが、その影響は他の栄養素にも伝播し、消化吸収しやすい糖質の吸収もゆっくりにしてくれます。
これにより血糖値の上昇を緩やかにして、内臓脂肪をつきにくくし、脂肪燃焼を促してくれます。
多種多様なミネラル
・カルシウム、マグネシウム:体の代謝をサポート→がん細胞を抑制
・亜鉛:抗炎症作用で体を修復する→認知症を抑制
・鉄分:体に酸素を運ぶ機能を維持→全ての生活習慣病を抑制