血流が悪くなる4つの原因!4つの改善法!!

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血流が悪くなる4つの原因!4つの改善法!!

体の健康を支えるものとして「血流」は必要不可欠になります。

この血流が悪化することで、さまざまな生活習慣病のリスクを上げることが考えられます。

・血流悪化でリスクが上がる生活習慣病

血液の流れが滞ることで、必要な栄養素が細胞に運ばれず、不必要な老廃物が回収されずに取り残されていきます。

血流の悪化でこのような状態が続くと、上記のような生活習慣病のリスクを上げると考えられています。

ではなぜ血流が悪化するのか?その原因は大きく分けて4つあります。

 血流が悪くなる4つの原因!【ストレス】

仕事や学校、家庭などで受けるストレスによって、自律神経のバランスが乱れると血行が悪くなると言われています。

ストレスを受けると人は「コルチゾール(ストレスホルモン)」を副腎という器官から分泌して、ストレスに対抗しようとします。

その時に自律神経のうち、興奮や緊張を司どる交感神経を優位にしていきます。

この交感神経が優位な状態が慢性的に続くことで、血液中のリンパ球という免疫細胞が減り、顆粒球という免疫細胞が増えます!!

この顆粒球が増えることで、活性酸素という毒素も増えるのですが・・・本来ウイルスや細菌を倒すためのこの活性酸素で、血管が傷つき、動脈硬化のリスクを上げてしまいます。

結果、動脈硬化によって、血管が狭まったり、血栓の原因となり血行を悪化させます。

自分の血液中の顆粒球、活性酸素の量が適量なのか?

自身で判断が難しい場合は、血液検査にてリンパ球の数値を確認すると良いでしょう!!

リンパ球の数値が35~40%なら大きなストレスはなし。35%より少ない場合は、ストレス度が高いと判断できます!!

 血流が悪くなる4つの原因!【高血糖・高脂質】

高血糖(血液中の糖分が高い状態)および、脂質異常症(血液中の中性脂肪が多い状態)も血液の状態を悪くして、血流を悪化させます。

・高血糖

高血糖とは世間的には、空腹時の血糖値が100mg/dl以上の場合を指します。

しかし、空腹時血糖値が正常でも、食後血糖値が140mg/dlを超えると糖尿病のリスクが上がる!という話もあるため、空腹時血糖値が正常でも油断はできません・・・

高血糖が続くと、糖と血管(タンパク質)が反応して糖化という現象を起こします。

血管が糖化すると血管は脆くなり、動脈硬化のリスクを上げてしまいます。

さらに血液にも悪い影響を与え、高血糖の状態だと、血液中の赤血球がハチミツのようにネバネバした状態赤血球を不良化させると言われています!

本来は赤血球は柔軟に、形を変えて毛細血管の中を行き来して、酸素を運ぶのですが・・・

粘ついたハチミツ状の赤血球では細い血管を通れず、詰まり、血液の質を下げる要因になります。

・脂質異常症

脂質異常症は血液中の中性脂肪および、コレステロールが異常な量存在する状態を指します。

中性脂肪はエネルギーや細胞膜、ホルモン、脳組織など多くの役割を持っています。

この中性脂肪を必要なところに運ぶのがLDLコレステロール、不必要な場所から回収するのがHDLコレステロールです。

中性脂肪の量が増えれば、比例するようにコレステロールの量も増えていきます。

中性脂肪・コレステロールがその役割を終えた時に残るレムナントという燃えカスが血液の質を悪くして、血行を悪化させます。

レムナントは赤血球の膜を脆くし、破裂させてしまいます。すると中からADPという物質が放出されるのですが・・・

このADPが血液中の血小板を固まりやすくして、血液の質を下げてしまいます

・高血糖も脂質異常症も原因が高糖質な食事

血糖値を上げるのは、高糖質な食事というのはわかりやすいですが、脂質異常症も高糖質な食事が原因というのが、しっくりこない方もいるでしょう。

血中に糖が溢れると、高血糖になります。その血液中に余った糖は、肝臓にて中性脂肪に変換されて、体脂肪として蓄えられるのです。

その結果、内臓脂肪が増え、脂肪肝・肥満のリスクが上がります。

これらの脂肪は溜まるほど、血液中に中性脂肪として漏れだすリスクが上がります。

つまり、高糖質な食事を続け、血糖値が上がり続けると、太り、中性脂肪が血液中に溢れるリスクを上げることになります。

そのため、血液中の糖と脂質の上昇の原因がともに「高糖質な食事」にあると言えます。

 血流が悪くなる4つの原因!【歯周病】

歯周病はほぼ全ての生活習慣病の根本原因とも言われるほど、多くの病気のリスクを上げることがわかっています。

歯周病は歯と歯茎の間で、歯周病菌が繁殖し、歯の周りで炎症が起こるというものです。

歯茎と歯の間の歯周ポケットにできた傷から、歯周病菌が血管に入り込んで、血流に乗り体全体で炎症をひきおこします。

つまり、歯周病によって常に身体中で炎症を起こし、血管にダメージを与え、動脈硬化や脳卒中、心疾患など重大な症状のリスクを上げていきます。

さらに歯周病菌が発生させる炎症物質は、インスリンの効き目を悪くさせるので、高血糖になり、糖尿病のリスクを上げつつ、血液の質も下げてしまいます。

 血流が悪くなる4つの原因!【磁気欠乏】

磁気欠乏というのは、本来人体が受けるべき地磁気による影響を、受けられずに体調を崩したりする状態を言います。

鉄筋コンクリートの建築物や電車、車など、鉄材が多く使われる現代社会において、地磁気が遮断されてしまい、血行が悪化し、体調不良につながるという中川恭一医博の提唱した考えです。

地磁気というのは地球が持つ磁気の力で、方位磁石が北を向くのは地磁気による影響です。

この地磁気が血行と大きく関わりがあり、療養のために都会から離れ、空気が澄んだ場所で休息をした際に、地磁気の影響で体調が回復するなどの考えもあります。

磁気と血行の関係はこちら↓

 血流が良くなる4つの改善法!!

・ストレスには自律神経を整える!

ストレスを緩和させる方法として、自律神経を整える「マインドフルネス」をはじめとした呼吸法が効果的です!

マインドフルネスは鼻から3秒かけて息を吸い、口から5秒以上かけて息を吐き出すというシンプルな自律神経の調整法です。

しかし、マインドフルネスはあくまでストレスを緩和させる方法であり、根本的な解決法にはなりません。

自分が何からストレスを受けているのか?そして、どうしてストレスを受けていると感じるのか?マインドセットという考え方で、明らかにした上でストレスを与えてくるモノから離れることを考えるべきでしょう。

・高血糖、高脂質には軽い糖質制限のMEC食!

高血糖と脂質異常の原因が「高糖質な食事」であることから、食事内容を変えることが必要です。

しかし、厳しい食事制限でストレスを感じたり、長続きしない食事法は効果が期待できません。

そこでお勧めなのがMEC食。

MEC食は肉・卵・チーズを1日に適量食べるだけという簡単な食事法で、自由度も高いので、自分なりにカスタマイズして続けることができます。

・歯周病には保険適用のクリーニングGBT

日頃の歯磨きももちろん大切ですが、歯磨きでは取りきれない「バイオフィルム(歯周病菌が作る膜)」は歯医者さんのクリーニングでとることができます!

特にGBTというクリーニング方法がオススメです。

GBTは近年日本で保険適用となったクリーニング法で、歯に傷をつけることなく、歯周ポケットのバイオフィルムまで除去してくれます。

お近くの歯医者さんでGBTが受けられるかどうか、検索をかけて定期的に歯の検査をお願いしましょう。

・磁気欠乏には怪しい!交流磁気治療器!!

交流磁気治療器という家庭用の治療器で、全身の血行改善が可能です。

厚生労働省において「血行改善」「コリの緩和」が認められている治療器で、安心して全身の血行を改善することができます。

世間一般では出回っていない治療器で、知らない人の方が多いためかなり”怪しい”と感じる方も多いでしょう。

デパートや農協などで、治療器の体験会場が開かれ、無料体験を受けることもできます。

製品やメーカーによって、特徴がことなったり、費用もかかるため、詳しくは下記の記事でまとめております。

そして交流磁気治療器は「血行改善」「コリの緩和」以外の治療効果はありませんのでご注意ください!

 血流が悪くなる4つの原因!4つの改善法!! まとめ

血行を悪くする原因を大きく分けて4つご紹介しました。

  • ストレス
  • 高糖質・脂質異常症
  • 歯周病
  • 磁気欠乏

これ以外にも睡眠不足や栄養不足、筋力低下など、より細かく生活習慣を見ていくと改善するべきことはたくさんあります。今回の4つはあくまで、大きく血行改善に影響するものをピックアップしました。

そしてそれぞれの改善方法として

  • マインドフルネス、マインドセット
  • MEC食
  • GBT
  • 交流磁気治療器

いますぐ始められるモノから、費用や時間がかかるものもあります。

今の自分がすぐに始められるモノから順に、実践していき続けていくことが大切です!

ぜひ、それぞれの健康習慣を自分のものにしていき血行を改善していきましょう。

 血流が悪くなる4つの原因!4つの改善法!! 参考書籍




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