MCTオイルとココナッツオイルは別物! 使い方が大切!!

MCTオイルは中鎖脂肪酸という栄養素で作られており、体脂肪の燃焼を促す効果が期待できます!
MCTオイルとは別にココナッツオイルにも中鎖脂肪酸が含まれています。
MCTオイルとココナッツオイルにはどのような違いがあるのか?詳しく解説していきます!
MCTオイルとココナッツオイルは別物! 使い方が大切!!成分の違い

まずMCTオイルは100%中鎖脂肪酸で作られています。この中鎖脂肪酸は速やかに腸から吸収され、肝臓に直接送られ、エネルギー源であるケトン体に変わります。
この代謝スピードによって、体脂肪の燃焼を促すことができると考えられています。
この中鎖脂肪酸のほかには「長鎖脂肪酸」「短鎖脂肪酸」というものがあります。
ココナッツオイルには60%の中鎖脂肪酸と40%の長鎖脂肪酸が含まれています。
長鎖脂肪酸はエネルギーの変わるには、カルニチンという成分が必要で代謝まで時間もかかります。
中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸のを比べると、中鎖脂肪酸の方が4倍吸収スピードが早く、エネルギーに変わるスピードも5〜10倍早いと言われています。
さらに長鎖脂肪酸の場合は糖質が存在すると、ケトン体の生成が抑えられてしまいますが、中鎖脂肪酸はその影響を受けることがないのも強みと言えるでしょう。

※参考書籍「最強の油・MCTオイルで病気知らずの体になる」より
MCTオイルとココナッツオイルは別物! 使い方が大切!! ピーク時間の違い

※参考書籍「最強の油・MCTオイルで病気知らずの体になる」より
MCTオイルにもココナッツオイルにも中鎖脂肪酸が含まれています。しかし、中鎖脂肪酸の中にもいくつか種類があることがわかっています。
- カプリル酸(炭素数8)
- カプリン酸(炭素数10)
- ラウリン酸(炭素数12)
以上3つの中鎖脂肪酸があります。
炭素数が少ないほどケトン体を生成するスピードが速いと考えられます。
MCTオイルはカプリル酸(60%)・カプリン酸(40%)を含んでおり、速やかにケトン体に変わります。
ココナッツオイルはカプリル酸(13.5%)カプリン酸(10%)ラウリン酸(76.5%)を含んでおり、ゆっくりとケトン体を生成していきます。
それを表したのが上の図になります。
MCTオイルはすぐにケトン体の数値がピークになりますが、収まるスピードも速いというのが特徴です。
ココナッツオイルはピークまでの時間はかかりますが、血中のケトン体の数値を長く保つ性質を持ちます。
MCTオイルとココナッツオイルは別物! 使い方が大切!!まとめ

MCTオイルは即効性があり、ケトン体の数値をすぐにあげてくれますが長続きしません。
ココナッツオイルはケトン体が上がりにくいが、長時間ケトン体の数値を保ちやすいです。
それぞれが異なった特性を持つ以上、どちらが優れているというものではないと思います。
一番はMCTオイル・ココナッツオイルを合わせて摂取する方法でしょう。MCTオイルでケトン体をあげ、それをココナッツオイルで長期化させる組み合わせです。
その場合多くの脂質を取り入れることになるの、気持ち悪くなったり下痢を誘発することもあります。
まずはMCTオイルを少量試してみて、慣れてきたらココナッツオイルとの併用も考えてみる!くらいの意気込みでちょうどいいと思います。
MCTオイルとココナッツオイルは別物! 使い方が大切!!参考書籍

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