交流磁気と定常磁気の違いとは?効果は段違い!

交流磁気治療は全身の血管に磁気を当てることで、血行改善・コリの緩和の効果を得る治療器です。
交流磁気治療以外にも磁気を利用した治療法はいくつかあります。
その中でも一般的なのが、小さい磁石を貼り付けるタイプやネックレスなどの永久磁石による定常磁気治療。
ドラッグストアなどでも購入できる永久磁石と、交流磁気にどのような違いがあるのか?
その効果の違いなどを詳しく解説していきます!
交流磁気と定常磁気の違いとは?効果は段違い! 永久磁石とは?

永久磁石というのはいわゆる普通の磁石で、外から磁場や電流を与えなくても磁気を帯びている磁石を指します。
その永久磁石から出る磁気が「定常磁気」です。
この定常磁気を利用して効果を得ようとするのが「磁気ネックレス」「磁石をシールで貼るタイプ」です。


これらの磁石を装着した部分のコリ及び血行を改善することが期待できるとされています。
お値段も交流磁気治療器に比べれば、だいぶお求めしやすいものが多く、手に取りやすいでしょう。
しかし、値段が安い分、効果もそれなりと言わざるおえません。その理由は2つ
・定常磁気は短い

交流磁気は磁気の束は180mTほどで、定常磁気と同等か少し弱い程度ですが、その長さが段違いです。
定常磁気が数センチほどの磁気の長さに対して、交流磁気は40cm伸びます!
そのため交流磁気治療は体を貫通して、全身の血行改善・コリの緩和を行えますが、定常磁気は装着部分で且つ浅い部分でしか効果を得ることができません。
・定常磁気は慣れやすい

定常磁気はネックレス・貼るタイプともに、同じ箇所に磁気を当て続ける形で治療を行います。
磁気が当たる角度や場所を変えるには、巻く場所、貼る場所を変える必要があります。
体は変わらない磁気の当たり方に慣れてしまい、最初の頃よりも効果を期待できなくなるという説もあります。その点、交流磁気は体勢を変えるだけで、磁気の当たり方が変わりますので、体が磁気に慣れづらく、効果を長く感じやすいというメリットがあります。
中には磁気の長さやパワーを自動で変えてくれる交流磁気治療器もあります。
交流磁気と定常磁気の違いは?効果は段違い! 交流磁気には敵わない!

磁気の長さ、磁気の慣れづらさから交流磁気の方が段違いに、血行とコリの改善に効果が期待できるでしょう。
値段の面でどうしても交流磁気治療器に手が出せない!という方は、ネックレス・貼るタイプの磁気治療から始めてみてもいいかもしれませんが、それだけに頼れるほど効果は期待できないと思われます。
血管は身体中に張り巡らされていますので、装着部位だけ良くしても焼け石に水でしょう・・・長い目で見ればやはり交流磁気治療がおすすめです!
怪しい交流磁気治療!こんな効果が出たら要チェック 参考書籍

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