自律神経に効果なし!怪しい交流磁気治療

交流磁気治療は全身の血管に磁気を当てることで、血行改善の効果を得る治療器です。
今回はそんな交流磁気治療と、体の調子をコントロールしている自律神経に関係があるのか??考察と解説をしていきます!
自律神経に効果なし!怪しい交流磁気治療 メカニズム

交流磁気治療とは、全身の血管に磁気を当てることで、血行改善とコリを和らげる効果が厚生労働省で認められています。
ではなぜ、磁気が血管に当たるとそのような効果が出るのか??
これには電磁誘導という原理が働きます。
血管に対して、磁力が垂直に当たると、微弱な電流が発生します。

導線が血管にあたります。
この電流によって、血管内の赤血球がマイナスイオンを帯びると、赤血球同士でくっついていたのがほぐれて、血液がサラサラになります。
さらに電流は自律神経に作用して、副交感神経を優位にし、血管を広げてくれると言われています。
結果、広くなった血管をサラサラな血液が通ることで血行改善がなされるとされています。
自律神経に効果なし!怪しい交流磁気治療 認められていない

交流磁気によって、血行改善が行われるメカニズム内に自律神経との関わりがあると言われていますが、認められている効果の中に自律神経に関することはありません!!
交流磁気治療を体験した人の中に、自律神経が整うことで現れるような変化を感じる人もいるかもしれません。
しかし、自律神経を整えるために交流磁気治療を頼ることはオススメできません!!
あくまでも、血行改善とコリの緩和を目的としたものになります。
自律神経を整える方法は他にもたくさんあります。マインドフルネスやドローイン、ツボ押し(井穴、風池、合谷など)様々な改善法を取り込んで、良くしていくことが一番の近道でしょう。
怪しい交流磁気治療!こんな効果が出たら要チェック 参考書籍

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