怪しい交流磁気治療!うつ病に効果なし!
交流磁気治療は全身の血管に磁気を当てることで、血行改善の効果を得る治療器です。
その効果は「全身の血行改善」と「コリの緩和」のみ!
それ以外の目的で効果を期待できるものではありません。
そのため、認知症や糖尿病、うつ病などの生活習慣病の予防改善の効果は期待できません。
どうして交流磁気治療はうつ病に効果がないのか?詳しく解説と考察をしていきます。
怪しい交流磁気治療!うつ病に効果なし! うつ病の原因
うつ病の原因は一つではありません。
多くの場合は仕事や学校、家庭などでの人間関係によるストレスが原因だとされています。しかし、そのストレスの原因がハッキリしない場合にうつ病と診断されることは多いようです。
また、うつ症状の原因がハッキリしている場合は適応障害と診断されることもあります。
ストレスを受けることによって、自律神経が乱れ、ストレスに対抗する神経である交感神経が優位になります。
交感神経が優位な状態が続くと、コルチゾールと呼ばれるホルモンが過剰に分泌され、不眠や精神的不調を引き起こします。
これが長期化することで、全体のホルモンバランスが崩れうつ病・適応障害を引き起こすと考えられています。
怪しい交流磁気治療!うつ病に効果なし! うつ病と血行改善
交流磁気治療によるうつ病の予防改善の効果はありません。
しかし、全身の血行改善によってうつ病の原因のいくつかを良い影響を与えると考えられます。
- 全身の血行改善によって体の隅まで、栄養と酸素が運ばれる
→脳が活発に動くようになることで症状の緩和に - 血行が良くなることで、老廃物がスムーズに排出される
→脳内に溜まった老廃物を排出することで、脳の働きを促す - 血行改善と共に自律神経が整う
→自律神経が整うことで、ホルモンバランスが整い、不眠症状も予防改善に
うつ病・適応障害の根本的な原因は、過度なストレスになるため、そのストレスの元凶から離れるなどの根本的な対処は必要になります。
しかし、今感じている精神的負担や体調不良を和らげるのに血行改善は効果的と言えるのではないでしょうか?
また血行改善と合わせて、食事からのアプローチとしてMEC食が効果的ですので、さまざまな健康習慣を組み合わせることで、うつ病に強い体づくりを意識していきましょう!
怪しい交流磁気治療!うつ病に効果なし! まとめ
念を押して伝えますが、交流磁気治療にうつ病の予防改善効果はありません。
うつ病を良くするために、交流磁気治療に頼ることはおすすめできません。
しかし、全身の血行改善によって、体内の栄養・酸素・二酸化炭素・老廃物のスムーズな交換と循環を実現することは、うつ病の予防改善にもつながっていくでしょう。
先に紹介したMEC食の他にも、マインドフルネスやエクスプレッシブ・ライティング、ドローインなど、うつ症状の緩和、予防につながる健康習慣はたくさんありますので、実践できるところから少しずつ試していくのがいいでしょう!
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